連載小説 – プレトとルリスの冒険 ( 4 )

Category
並べ替え
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第16話・寂れた街」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第16話・寂れた街」by RAPT×TOPAZ

プレトとルリスは事故対応を終えると、ピンクのレグルスで次の街へ移動していく。プレトは、発熱しているルリスの代わりに操縦をすると申し出たが、ハンドルを握っていた方が元気になるからと断られたので、やむなく助手席に座ることにした。足元のバックパッ...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第15話・理不尽な取り調べ」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第15話・理不尽な取り調べ」by RAPT×TOPAZ

プレトは警察に連絡をする。一応、救急車も来てくれることになった。「今度はまともな警官だといいな……」連絡を終えてルリスに言うと、友人は意味ありげに首をかしげた。プレトはルリスと共に、レグルスの周りをぐるっと一周しながら、携帯電話で次々と証拠...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第14話・故意の衝突事故」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第14話・故意の衝突事故」by RAPT×TOPAZ

「ただいまー」「おかえりー」プレトがホテルに戻ったとき、ルリスは布団にくるまっていた。 ルリスに冷えたスポーツドリンクを手渡し、他のドリンクは冷蔵庫にしまっておく。そのとき、プレトの携帯電話に着信が入った。誰かと思えば、チユリさんだった。「...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第13話・プーリー犬と死者の行列」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第13話・プーリー犬と死者の行列」by RAPT×TOPAZ

プレトは犬に近付いて撫でてみた。「合わせたほうがいいよ」という少女の言葉に従うことにしたのだ。「ドラッグストアにいきたいんでショ。こっちだヨ」犬はそう言って、トコトコと歩きだす。プレトはやむなく犬についていった。まっすぐにのびた路地には、空...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第12話・奇妙な噴水広場」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第12話・奇妙な噴水広場」by RAPT×TOPAZ

クリームと別れた後、隣街に着くまでレグルスで20分ほどかかった。その街は、 古い民家が軒を連ねているかと思えば、道を一本隔てたところに、ビルが建ち並ぶオフィスエリアがあったりする。人通りが多く賑わっているが、どこかアンバランスな雰囲気が漂っ...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第11話・クリームの出身」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第11話・クリームの出身」by RAPT×TOPAZ

夜もふけてきたので、プレトとルリスは寝ることにした。焚き火を消して、ランタンをつける。テント内にマットを敷き、その上に寝袋を広げた。「ルリス。焚き火が消えてるか、また一緒に確認してくれる?」「もちろん」改めて火が消えていることを確認し、2人...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第10話・初めての野営」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第10話・初めての野営」by RAPT×TOPAZ

「プレト…」ルリスの声に、プレトはハッとした。横に目をやると、ルリスが立ちすくんでいる。クリームも様子を伺うように、プレトの顔を覗き込んでいた。「何もできなくてごめん」ルリスが蚊の鳴くような声で言った。「……ううん。なんとか収まってよかった...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第9話・カスタードルフィンをめぐる冤罪」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第9話・カスタードルフィンをめぐる冤罪」by RAPT×TOPAZ

「ひどいケガ…」ルリスは膝をついて、カスタードルフィンに顔を近付けた。正式名称はカスタード・ドルフィンだが、連続する「ド」をくっつけて、カスタードルフィンと呼ばれている。淡い黄色の体色と、クリーム状の体液を持つことから、この名前がつけられた...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第8話・旅の本当の理由」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第8話・旅の本当の理由」by RAPT×TOPAZ

「…ちゃん、おは…う」通信機から聞こえる声で目が覚めた。「プレパラートちゃん、おはよう」今度ははっきりと聞こえた。プレトがのそのそと体を起こし、隣のレグルスを見てみると、ルリスがこちらに向かって手を振っていた。「ルリスズメダイちゃん、おはよ...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第7話・ウチワモルフォ」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第7話・ウチワモルフォ」by RAPT×TOPAZ

公園内の親子連れが、不思議そうにこちらを見ている。プレトとルリスは慌てて手を離した。「今日はこの街で宿をとろう」プレトがそう言うと、ルリスが意外そうな顔をする。「装備の量からして、車中泊か野宿だと思ってた」「そうなることもあると思うけど、宿...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第6話・旅立ちの日」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第6話・旅立ちの日」by RAPT×TOPAZ

プレトは、白い愛車に装備を詰め込んでいく。沢山あるから、1人乗り用のレグルスはスペース的にギリギリだった。シートの背もたれを倒す余裕もなさそうだ。しかし、チユリさんが必死でかき集めてくれたものなので、すべて持って行きたかった。服装は上下セッ...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第5話・別れの挨拶」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第5話・別れの挨拶」by RAPT×TOPAZ

ルリスと言い争いをした数日後、プレトは職場で装備を受け取った。「重くなってごめんね」と、チユリさんが渡してくれた。確認してみると、通常の装備よりもかなり充実している。予備も多く入れられていて、何かが故障しても不足することはなさそうだ。「こん...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第4話・すれ違い」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第4話・すれ違い」by RAPT×TOPAZ

暗い気持ちに支配されているうちに、定時になった。プレトは重い足取りで帰宅の準備をする。リュックを背負ったところで、チユリさんに話しかけられた。「これ、レインキャニオンの資料よ。渡しておくね」プレトは受けとる。資料は使い古されたものではなく、...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第3話・所長との対峙」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第3話・所長との対峙」by RAPT×TOPAZ

プレトはレグルスで職場に向かいながら、これから起こりそうな展開を予測する。プライドの高い所長に、苦情の申し立てをするのだ。怒鳴られるだろうか、なじられるだろうか。考えただけでつらい。職場に着くなり、チユリさんが駆け寄ってきた。所長がいるから...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第2話・不可解な応答」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第2話・不可解な応答」by RAPT×TOPAZ

プレトは困惑した。命令書を見るのは初めてだった。 よく見ると、差出人は職場だけでなく、法務省も連名になっていた。法務省にも関係があるのか?短い命令書の内容を何度か読み返してみたものの、プレトには全く状況が掴めない。 プレトは思う。そもそもパ...
【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第1話・運命の命令書」by RAPT×TOPAZ

【連載小説】プレトとルリスの冒険 – 「第1話・運命の命令書」by RAPT×TOPAZ

   1 運命の命令書 「最後のシーン良かったよね、まさかスライムとクマが一緒にあんなことするなんて」ルリスがそう言って鼻をかんだ。「本当に良かった。敵対していたのに、まさかあんな和やかなラストになるなんて」プレトは深く頷いて答えた。 二人...