【静岡県】川勝知事が給与など約440万円を返上するための条例案を可決 「知事に猛省を促す」との内容を盛り込み

【静岡県】川勝知事が給与など約440万円を返上するための条例案を可決 「知事に猛省を促す」との内容を盛り込み

静岡県は6日、「川勝平太」知事が給与など約440万円を返上するための条例案を、「知事に猛省を促す」などとする内容を盛り込み、全会一致で可決しました。

4日には、県の総務委員会で集中審査が行われ、県議らから「約2年間、結果として何もしてこなかったのは純然たる事実。どうするつもりか」「報道が出なかったら返さなかったのではないか」といった批判の声が上がりました。

川勝知事は、2021年の参院補欠選挙で、御殿場市を「(特産は)コシヒカリしかない」などと揶揄したため批判を浴び、県議会では辞職勧告決議が可決されました。

これを受け、川勝知事は、みずからのペナルティーとして給与とボーナスの返上を明言しましたが、今年に入り、実は返上していないことが発覚しました。

決議案は、川勝知事に猛省を促した上で、以下の5つの項目を求める内容となっており、13日の本会議で可決される見通しです。

〈1〉給与減額は責任の取り方の一つにすぎない
〈2〉県議会が辞職勧告したことを自覚する
〈3〉給与「返上」との認識が広がっているため説明責任を果たす
〈4〉県庁全体の課題と捉える
〈5〉不適切発言をした場合は辞職するとの発言に責任を持つ

これまで川勝知事は、メディアの前で苦しい言い訳を何度も繰り返してきたため、ネット上では、「結局、返上表明はただのパフォーマンス」「ドロボー平太!」「嘘つきは当然嫌われる」「噓つきは泥棒の始まり」といった批判の声が今でも殺到しています。

保身のことしか頭にない政治家たちが全て厳正に裁かれ、真に人々の有益となる行政が行われますことを心から祈ります。

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