今回は、「地球温暖化」のウソについて検証します。
内容は、この3つについてです。
(1) 地球温暖化の概要
(2) 地球温暖化について、警鐘を鳴らした人物
(3) 地球温暖化にまつわる、数々のウソ
(1) 地球温暖化の概要
地球温暖化について、改めて調べ直しました。
地球温暖化とは、「人為的な地球表面温度の上昇とその継続が予測されること」だそうです。
つまり、私たちが排出した二酸化炭素などの温室効果ガスにより、地球の表面温度が上昇し、生態系に大きな影響を及ぼすことを言います。
具体的には、「北極や南極の氷が溶ける」「海面が上昇し、海抜が低い陸地の浸水や海没する」「海水温の上昇により、サンゴが白化してしまう」などです。
では、私たちに地球温暖化の危険性を教え、警鐘を鳴らしたのは誰なのでしょうか。
(2) 地球温暖化について、警鐘を鳴らした人物
地球温暖化に関する研究は1820年代から始まっていますが、「地球温暖化」という言葉を、強烈なインパクトとともに私たちに提示したのは、アメリカ副大統領を務めたこともある「アル・ゴア」でしょう。
2006年、アル・ゴアは「不都合な真実」という映画に出演しました。
彼はこの映画で地球温暖化をセンセーショナルに取り上げましたが、その内容についてイギリスの高等裁判所が「9箇所の部分で科学的根拠が乏しい」と、注意を促す判決を下しています。
一部を紹介しますと、
① 西南極とグリーンランド(の氷床)が融解することにより、“近い将来”海水準が最大20フィート上昇する。
【英高等法院判決】
これは明らかに人騒がせである。グリーンランド(氷床)が融解すれば、これに相当する量の水が放出されるが、それは1000年以上先のことである。
② キリマンジャロ山の雪が消失していることには、地球温暖化が明確に関連している。
【英高等法院判決】
キリマンジャロ山の雪の減少が主として人為的な気候変動に起因するとは確立されていない。
③ チャド湖が乾上ったという現象は、地球温暖化が環境を破壊する一番の証拠。
【英高等法院判決】
この現象が地球温暖化に起因すると確立するには不十分。それ以外の要因、人口増加、局地的な気候の多様性なども考慮すべき。
映画「不都合な真実」には、地球温暖化について誇張した表現が見られましたが、ここに来て「地球温暖化そのものがウソではないか?」という意見が数多く出ています。
それらを紹介していきます。
(3) 地球温暖化の数々のウソ
地球温暖化に関する嘘について、ここでは
① 地球温暖化の具体例のウソ
② 二酸化炭素濃度と気温上昇の関連に関するウソ
③ 地球温暖化に絡む数々の利権
の、3つについて検証を進めます。
① 地球温暖化の具体例のウソ
先ほど、地球温暖化の具体例として、「北極や南極の氷が溶ける」「海面が上昇し、海抜が低い陸地の浸水や海没する」「海水温の上昇により、サンゴが白化してしまう」を挙げましたが、最初に、それぞれについて検証していきます。
皆さんは、シロクマなどの生物が、狭い氷床の上にいる画像を見たことがあるかもしれません。
こういった画像について「地球温暖化の影響で、北極や南極の氷が溶けて、氷が少なくなったためだ」という意見を言う人がいます。
しかし、この画像が撮影されたのは8月だそうです。
いくら北極といえど、さすがに8月になれば氷床は小さくなります。
また、「海面上昇により、バヌアツやツバルといった太平洋の島国が水没の危機にある」という話もよく耳にします。
しかし実際は、1971年~2014年までで、サッカー場90個分も面積が増加しているそうです。
さらに、「サンゴの白化」ですが、これは2016年ごろにオーストラリアで問題になっていました。
衝撃的ですが、上の記事をよく読むと、
「グレート・バリア・リーフは、2900の小規模なサンゴ礁から構成される。今回調査したのは911のサンゴ礁で、このうち実に93%に上る843のサンゴ礁が、何らかのかたちで白化していることが判明した。(中略)一方、南部のサンゴ礁の大半は、深刻な損傷を受けていなかった。」
と書いています。
つまり、「2900あるサンゴ礁のうち、一部でも白化しているものが843あった」ということです。
割合にして約29%です。
2900のサンゴ礁のうち、パッと見て白化していそうなものを911選び出し、詳しく調べると843が白化していたということでしょう。
そのサンゴ礁ですが、現在も予断は許しませんが、回復傾向にあるそうです。
○「サンゴが復活」の真相 オーストラリアで海をむしばむ温暖化のいま
② 二酸化炭素濃度と気温上昇の関連に関するウソ
さて、アル・ゴアは映画の中で、二酸化炭素濃度と気温上昇には因果関係があることを、下のようなグラフを用いて説明しました。
これについても検証します。
2本のグラフのうち、上に書かれた青色の線が二酸化炭素(CO2)濃度、下のオレンジ色の線が気温を表します。
このグラフに補助線を数本入れました。
グラフのほぼ中央、横に引いた黒い線は、現状のCO2濃度(380ppm)です。
その下に引いた水色の横線は、現状の気温です。
グラフを右から左、つまり過去にさかのぼると、現状よりも気温が高かった時期がありました。
現状より気温が高かった時期に、縦に3本赤いラインを入れています。
そのうち、一番気温が高かった、およそ32万年前のCO2濃度を見ると、現状よりかなり低く、300PPmぐらいしかないのがわかります。
つまり、CO2濃度と気温の上昇には、関連性がないのです。
上記のグラフは、1目盛りが1万年もあり、詳細が分かりづらかったので、別のグラフを用い、近年の二酸化炭素濃度と気温の変化を調べました。
このグラフを見ると、「気温の上昇が起こった後で二酸化炭素濃度が上昇している」ことに気づきます。
二酸化炭素などの気体は、水温が上昇すると溶けにくくなる性質があるため、気温が上昇すると海水中に溶けていた二酸化炭素が空気中に放出されます。
大まかに言うと、コーラなどの炭酸飲料をあたたかい部屋に放置しておくと、二酸化炭素がすぐ抜けてしまうのに、冷蔵庫などに保管しておくと、二酸化炭素が比較的長く残っているのと同じです。
そのため、「大気中の二酸化炭素濃度が増加したため、気温が上昇した」のではなく、「気温が上昇したため、大気中の二酸化炭素濃度が増加した」のです。
事実は、アル・ゴアの主張とは逆なのです。
そのアル・ゴアですが、彼は映画の大ヒットを受け、世界各地に講演に出向いています。
その際の移動手段は、「自家用ジェット」だそうです。
また、彼の自宅はテネシー州の豪邸で、一般家庭の20倍のエネルギーを消費しているそうです。
地球温暖化に警鐘を鳴らしている人が、多量の二酸化炭素を排出し、エネルギーを使用しているのです。
さらに、イギリス紙のデイリーテレグラフによると、アル・ゴアは、自身の投資会社を使って二酸化炭素取引市場・太陽光発電・電気自動車・スマートグリッドなどの環境市場に出資しています。
その結果、アル・ゴアの資産は120万ポンドから6000万ポンド(日本円で約103億円)になり、世界初の環境長者になったそうです。
これこそ、彼にとって「不都合な真実」と言えると思います。
③ 地球温暖化に絡む数々の利権
さて、気候を変動させる要因は、人口増加、海水温、局地的な気候の多様性など、実にさまざまです。
「大気中の二酸化炭素が増えれば地球の表面気温が上がる」といった、単純なものではありません。
にも関わらず、二酸化炭素削減を声高に主張しているのは、そこに利権が絡んでいるからです。
最後に、このことについて検証をしていきます。
例えば、火力発電は二酸化炭素を排出するので、クリーンな太陽光発電に切り替えようという動きがあります。
しかし、太陽光発電のパネルはほとんど中国製ですので、太陽光パネルを数多く設置することは、中国の経済を潤すことにつながります。
さらに、そこに関係する孫正義や北尾吉孝、三浦瑠麗や竹中平蔵など、多くの人たちも美味しい思いをします。
さらに、中国人が覚醒剤をソーラーパネルの中に隠して密輸入する事件も起きています。
○【太陽光発電の闇】中国籍の男、覚醒剤所持で逮捕 末端価格46億円超、70キロの覚醒剤所持をソーラーパネルに隠す 大阪府警で過去最多の押収量
また、同じく二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとして、岸田総理は原発の再稼働や次世代型の原子炉開発を進めようとしていますが、原発は存在しないことがRAPT理論ですでに暴かれています。
○動画【復刻版】福島第一原発に行ってみた!! やはり原発も放射能も存在しなかった!! をYouTubeに再アップいたしました
おそらく、既存の原発の維持・点検費や、次世代型原発の開発費と称して、電気料金を値上げしたり、税金をしぼり取ったりするつもりなのでしょう。
また、東日本大震災により福島一帯の土地を強奪した裏には、日本財団や中国共産党が関わっていたことも明らかになっています。
現在、福島県一帯は「フクシマスマートシティ」と称して、上海電力によるメガソーラー建設などが着々と進んでいます。
○【チェルノブイリ・フクシマ】原発利権のウラにも「日本財団」 福島の土地強奪計画を企てたのも笹川一族だった!!
こうしてみると、背後に中国共産党が暗躍しているのがわかります。
そもそも、二酸化炭素の削減に本気で取り組むなら、最大の排出国である中国に制限をかけないと、状況が改善しないのはわかりきったことです。
世界の二酸化炭素総排出量のうち、中国は28.4%も占めています。
ちなみに日本は、わずか3.2%です。
中国の9分の1程度しか排出していません。
○第1回 地域と暮らしのゼロカーボン勉強会 「ゼロカーボンって何?」
中国は2030年までにカーボンピークアウト(二酸化炭素などの排出量が最大になる)に達し、60年にカーボンニュートラル(二酸化炭素などの総排出量を、植樹・植林、省エネなどの方法で相殺する)を目指すとしています。
つまり、中国は2030年まで二酸化炭素の排出量が増加すると言っているのです。
このような状況の中、日本は地球温暖化対策として、2030年までに合計約100兆円ものお金を注ぎ込んでいく計画のようです。
財源は、もちろん私たちの血税です。
今回は「地球温暖化のウソ」について記事を書きましたが、実は地球温暖化やSDGsといったものにつながる考え方は、50年以上前から提唱されていました。
次回の記事ではそのことを書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様に神様からの祝福がございますように。
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