日本の外務省は20日、東シナ海の日中中間線の西側で、中国が掘削を行うための機材などを設置したことを海上自衛隊が確認したと発表し、一方的な開発を進めていることは極めて遺憾だとして強く中国に抗議しました。

5月にも、同じ地点に、17基目となる構造物の建設が確認されていました。

しかし、中国外務省は、日本政府が抗議したことについて、ガス田の開発は中国の管轄海域で行っていると強調した上で、「日本はあれこれと言うべきではない」として自らの活動を正当化しています。

○中国 東シナ海ガス田開発めぐり活動を正当化 日本の抗議うけ

○中国、東シナ海で海洋プラットホーム設置完了　日本が抗議

ガス田とは、天然ガスを埋蔵または産出する地域のことを指しますが、東シナ海では「東シナ海ガス田問題」として、日中間の排他的経済水域を巡り、かねてより協議が行われていました。

2008年、日中両政府が東シナ海のガス田を共同開発することで合意しましたが、関係する条約の締結交渉は中断したままでした。

にも関わらず、中国側は海域の日中の中間線付近に構造物を建設するなど一方的な開発を進めており、それに対し日本の外務省は、これまで「一方的な資源開発は認められない」と度々抗議を行ってきました。

日本側は、周辺海域で18基目となる新たな構造物の土台を運搬していることも確認しており、中国に対し2008年の合意に基づいて、関係する条約の締結交渉の再開に速やかに応じるよう求めています。

このように中国は、自分さえよければよいとの考えで、日中中間線でのガス田開発を進めているわけですが、中国は日本の海域にも侵略の手を伸ばしてきました。

○【加速する中共の日本侵略】日本の洋上風力発電事業に中国企業が参入　狙われる日本の海域

また、中国人が違法に日本の海域で密漁を行なっていることで、日本の魚の漁獲量も年々減少しています。

○【国際組織犯罪対策会議2021年報告書】世界で最もIUU漁業（違法・無報告・無規制漁業）を行っているのは中国人　日本は全く対策を取らず

○【千葉県】中国人による牡蠣などの密猟が横行　県は摘発できず

このままでは、日本の森林、水源地、農地などの国土だけでなく、日本の海までが中国の手に落ちてしまいかねません。

日本の平和と安全を守るためにも、日本侵略を画策する中国共産党とそれに与する全ての悪人たちが、一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。

○【泥棒の国・中国】日本からブランド果物の苗を盗んで栽培しボロ儲け　日本の損失数千億円

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○【女優の柴咲コウ】農作物の種の海外流出を防止する「種苗法改正」に反対し、ネットで大炎上 北海道で中国人実業家と牧場を共同経営していたことが発覚し、さらに批判殺到