北京市に拠点を置き、海外に向けて中国の政治などを発信するニュースサイト「多維新聞」が26日、運営を停止すると発表しました。
○中国語メディア「多維新聞」が運営停止、「江沢民派の代弁者」の異名も
○ネットメディア「多維新聞」突然閉鎖、秋の党大会に向けて習近平が戦闘開始か
「多維新聞」は江沢民系のメディアと言われており、習近平のゼロコロナ政策を批判した記事などを投稿していました。
江沢民率いる上海の官僚たちは、上海のロックダウンに当初から反対しており、4月26日の記者会見では「上海でロックダウンは必要ない。上海は上海市民だけのものだけでなく、全中国の経済を背負っている」などと述べていました。
「多維新聞」は、ゼロコロナ政策以外にも、習近平に対する批判をこれまで何度か報じてきました。
2018年12月3日の「極左が中国を分裂させる。習近平は責任を負うべき」という記事では、習近平が毛沢東を模倣していることを批判し、「習近平は自己批判が必要である」と言及したため、1日で削除されたとのことです。
秋の党大会を半年後に控え、党内での権力闘争は激化しており、今回の「多維新聞」の運営停止も、習近平からの圧力であることは間違いありません。
これは……
多維新聞が突然停止
多維新聞は江派の拡声器です
習近平の後継者を提案した記事登載4日後に閉鎖されたとの事… https://t.co/4tvLVP6ffV— 王小人 (@NJuK5nlOu7xvYvB) April 27, 2022
○上海市でのロックダウン政策は、習近平に敵対する江沢民派への粛正運動だった!!
○【習近平の暴走】アリババ本社所在地の浙江省杭州市でもロックダウン開始 世界恐慌へ発展する恐れも
現在、ゼロコロナ政策によって北京でも市民の間でパニックが広がっており、中国全体に大きな閉塞感が広がっています。
このまま中国共産党が内部争いによって自滅し、江沢民派も習近平派も一人残らずこの世から消滅しますことを心から祈ります。
○【暗殺の恐怖に怯える習近平】少なくとも14回命を狙われ、歴代指導者の中で記録を更新 異常な警備体制を敷き、恐怖心から腹痛や下痢に悩まされる
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