ソフトバンクグループが出資するガラスメーカーの「ビュー社(View Inc.)」が、今月2日にアメリカで破産申請を行いました。
ビュー社は、屋外からの熱や日差しの量を自動的に調節できる「ダイナミックガラス」を製造する企業で、2018年にソフトバンク(ビジョンファンド)から11億ドル(約1664億円)の出資を受けていました。
また、ビュー社はソフトバンクの他にも、ニュージーランドやシンガポールの政府系ファンドを通じて合計20億ドル(約3028億円)以上を調達、その勢いで2020年に上場したものの、不正会計疑惑の浮上と株価の下落により、資金繰りに窮するようになりました。
さらには、コロナ禍の影響で、建設業界全体が壊滅的な打撃を受けたことも相まって、経営状況は悪化の一途を辿っていたとみられます。
同社を支援する投資家、グレッグ・ボーレン氏は昨年、フォーブスに対し「これは、恥ずべきことだ。彼ら(ビュー社)は上場すべきではなかった」「ビュー社の財務報告には明らかな問題があり彼らはまったく酷い上場企業になってしまった」と酷評していました。
◯ソフトバンクが11億ドル注入の「スマートガラス」企業の転落
ビュー社は債務編成案について、3億5900万ドル(約544億円)の債務減免と引き換えに、経営再建後の全株式を債権者に提供する提案を示しています。
現在、ソフトバンクグループの中核を担っているのが、投資事業を行う「ビジョン・ファンド1」と「ビジョン・ファンド2」「ラテンアメリカ・ファンド」の3社です。
孫正義は、目をつけた新興企業に法外な額の資金を投じ、一時大きな利益を得ることに成功しましたが、コロナ禍の影響により、投資先の企業が次々と倒産、巨額の損失を被っています。
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孫正義は投資家としてだけでなく、中国共産党のスパイとしても国内外で暗躍、大きな影響力を誇ってきましたが、今となっては度重なる失敗により彼自身の評価までもが大きく揺らぐ事態となっています。
ありとあらゆる破壊工作を仕掛け、日本人を苦しめつづけてきた中国人スパイたちにさらなる厳格な裁きが下されますことを心から祈ります。
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