パキスタン南部沖では、中国主導の「トロール漁マフィア」によって魚が根こそぎ奪われ、漁獲量が激減、住民から怒りや抗議の声が殺到しています。
○【パキスタン】中国人を標的にしたテロ相次ぐ 一帯一路は「資源搾取」と反発
トロール漁とは、底引網漁業の一種で、海底に棲息する生物の棲息環境を壊すと言われており、パキスタンの漁業者に深刻な被害を与えています。
パキスタンのグワダル港では、70~80%の人々が小型ボートによる合法的な漁業で収入を得ていましたが、「トロール漁マフィア」が急増し、夜間に違法操業するようになったことで、彼らの生計手段が奪われてしまいました。
2015年、中国は「一帯一路」計画の一環として、パキスタンのグワダル港を中国・パキスタン経済回廊(CPEC)の沿岸ターミナルに選定し、その後、中国国営企業がグワダル港を運営するようになりました。
しかし、グワダル港の経済は発展するどころか、トロール漁マフィアが急増したことによって、漁業者とその家族の生活が破綻したそうです。
パキスタン政府も、ほとんど取り締まりを行っておらず、中国政府からの圧力により不法漁業を黙認している状態です。
この日本でも、中国人による密漁によって、漁業者が深刻な被害を被っていますが、これと同じことが世界各国で起きているわけです。
○大量の中国密漁船が沖縄や小笠原諸島でサンゴを根こそぎ強奪し、生態系が崩壊 漁船の指揮者は中国共産党だったことが発覚
○【千葉県】中国人による牡蠣などの密猟が横行 県は摘発できず
○【国際組織犯罪対策会議2021年報告書】世界で最もIUU漁業(違法・無報告・無規制漁業)を行っているのは中国人 日本は全く対策を取らず
世界中の資源を強奪し、多くの害悪を撒き散らす中国共産党が、一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。
○【一帯一路・参加国の末路】スリランカ、対中債務が財政圧迫 経済危機に陥り、電力不足や物価高騰などで市民が暴徒化
○「一帯一路」こそ環境破壊の元凶 森林伐採、大気汚染、石炭汚染の増加、魚類保有量の枯渇、外来種との交配による在来種の絶滅を招く
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