④ 中国共産党とマルクス主義について
これまで、毛沢東から始まり、鄧小平、習近平と中国共産党の指導者たちについて述べてきました。
彼らについて調べれば調べるほど、とんでもない悪事が明らかになりましたが、今回は、いよいよ中国共産党そのものについて述べてみたいと思います。
中国共産党の政治思想には、共産主義、マルクス・レーニン主義などに加え、中国の特色ある社会主義、中華ナショナリズムなどがあります。
前回の記事で取り上げた習近平は、2018年5月の全人代で、列席者に『マルクス主義を生涯かけて学習するように』と呼びかけました。
○【じげもんの常識をブッ壊せ!!】Vol.4 – 習近平一族の不正蓄財110兆円 暴政により権力を確立し、多くの中国人(党員)を敵に回す
習近平は2021年7月の『中国共産党100周年式典』でも、『中国共産党はマルクス主義の基本原理を堅持し、21世紀のマルクス主義の発展を継続していく』と『共産主義復活宣言』を出しました。
○中国共産党100周年式典での“共産主義復活宣言”を見過ごす各紙
そこで今回は、習近平が重要視しているマルクス主義について述べたいと思います。
まず、マルクスについて調べました。
マルクスという名前は、学生の頃、社会科の教科書に載っていたのをなんとなく覚えている程度でしたが、改めて調べてみると、なんとロスチャイルドと血縁関係にありました。
すでに胡散臭い匂いがします。
マルクス家は、代々ユダヤ教のラビ(宗教的指導者)でした。
ですから、マルクスはユダヤ人ということになります。
しかし、マルクスの父親はフリーメーソンの会員であり、自由主義者でもありましたので、家族はのちにプロテスタントに改宗していきます。
さて、マルクスについて調べてみると、気になる記事を見つけました。
マルクスはサタン(悪魔)を崇拝していたらしいのです。
○実はクリスチャンだった カール・マルクス 悪魔への道(上)
マルクスは18歳で悪魔教の儀式に参加し、熱心な悪魔教信仰者になったそうです。
儀式を通じてマルクスは『自分は悪魔の代弁者だ』と考えるようになりました。
若きマルクスが書いた劇曲『オーラネム』には、悪魔教会で行われる黒ミサが描かれているそうです。
『オーラネム(Oulanem)』というタイトルは、キリストの聖なる名の逆さ綴りだそうで、キリストを冒涜しています。
以下、『オーラネム』の台詞の一部です。
上記文中の『底なし地獄』とは、新約聖書に記載されている『底なしの淵』のことでしょう。
『わたしはまた、一人の天使が、底なしの淵の鍵と大きな鎖とを手にして、天から降って来るのを見た。この天使は、悪魔でもサタンでもある、年を経たあの蛇、つまり竜を取り押さえ、千年の間縛っておき、底なしの淵に投げ入れ、鍵をかけ、その上に封印を施して、千年が終わるまで、もうそれ以上、諸国の民を惑わさないようにした。』(ヨハネの黙示録20章1節〜3節)
マルクスは、この『底なし地獄』に全人類を落とそうと画策していたのです。
マルクスは自分の人生を人類・無産階級・社会主義などに捧げるのではなく、この世界を破壊すること、社会に動乱・苦痛をもたらすことで、自らの王座を築こうとしました。
当時のマルクスは、社会主義を実現させることよりも、既存の宗教の滅亡を目指していました。
あらゆる神に対して恨みを持ち、神への敬意を敵視し、イエスの教えにも反感を抱いていたそうです。
当時の友人ジョージ・ユング(George Jung)は1841年、「マルクスはきっと神を天国から追い出し、告訴も辞さない」と書き残していました。
マルクスはもともと社会主義者で、共産主義に対しては否定的でした。
そんなマルクスが唱える共産主義の根底にあるものは、悪魔崇拝でした。
米国国会図書館長であり、著名な歴史学者でもあるジェームス・H・ビリントン氏などの研究によりますと、共産党は18世紀ドイツのバイエルンの『イルミナティ』に起源を持つそうです。
イルミナティの綱領と『目的達成のためなら手段を選ばない』教義は、すべて共産党に継承されました。
○「共産党へ受け継がれた秘密結社イルミナティの教義」と共産主義者にみられるイエズス会的性質
例えば、共産党宣言では『共産党員は自分の観点と意図を隠そうとはしない』『目的は暴力で現存するすべての社会制度を転覆することのみで達成される』と主張されています。
残虐と欺瞞は、共産党政権の共通性です。
共産主義の学説は、『この世のユートピア』を創造するとのスローガンで人々を騙し、実際には人類社会の形態を壊してきました。
中国共産党の思想は、まさにイルミナティそのものです。
イルミナティはNew World Orderを目指しているといわれていますが、その目的にも『私有財産の廃絶』が掲げられています。
マルクスが共産主義で私有財産を禁止したのは、富を平等に民衆に割り当てるためではなく、『人々から収奪した富を、共産党とそれを支配するユダヤ人が所有するため』でした。
みんなの土地や資産を国が管理するということは、独裁政治をするということになります。
国の全ての采配は独裁者が決めます。
国民に自由はありません。
共産主義の第一の目的は、独裁者が独裁者でありつづけることです。
国民も政治も、独裁者の権力を維持するためだけに存在しています。
国民を支配するには、圧倒的な暴力を使うことも厭いません。
むしろ、暴力を推奨しているのが共産主義の特徴です。
話し合いで解決するという平和的手法は存在しません。
共産主義とは、暴力と恐怖に非常に結びついています。
平等を理想としながらも、独裁者だけが富を得るという資本主義の超不平等版が共産主義なのです。
さて、マルクスの共産主義思想のバックボーンにあるのは、ドイツの哲学者フォイエルバッハでした。
○Wikipedia-ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ
フォイエルバッハは、学生の頃、ヘーゲルの講義を聞いて強い影響を受けましたが、まもなくヘーゲル哲学から離反し、神様に関するヘーゲルの思想に独自の解釈を施していきます。
ヘーゲルによれば、神は『人間世界から超越した場所に存在するのではなく、人間の精神や人間の活動の中に言わば「内在」し、その中で自己を現していく』とされています。
この思想も間違いですが、フォイエルバッハによれば、『神と人間とは一体である→人間の外に神が存在するわけではない→神は人間の想像の産物である』となります。
つまり、ヘーゲル的な『神と人間は一体である』という思想が微妙にすり替わり、フォイエルバッハの『神は人間の想像の産物にすぎない』という思想に変質していったのです。
このフォイエルバッハの思想は、いわゆる『無神論』として、現代人の思考をガチガチに支配しています。
今回取り上げているマルクスや、『神は死んだ』の用語で有名なニーチェも、フォイエルバッハの思想に影響を受けていました。
フォイエルバッハの思想をもう少し詳しく解説します。
フォイエルバッハは、『神は人間の想像が作り出したものである』『神の性質は、民族全体の持つ偉大さを反映したものである』とし、神の存在を否定しました。
しかし、フォイエルバッハ(前述のヘーゲルも同様ですが)は、神様の御力を余りにも過小評価しすぎています。
人間の力でこの大自然が創造できるでしょうか?
天に太陽を置き、それをとても長い時間に渡り、規則正しく運行できるでしょうか?
太陽からの光で植物は光合成を行い、酸素と養分を生産します。
その酸素により、私たちは呼吸を行います。
吐き出した二酸化炭素は、光合成の材料に使われます。
多過ぎる二酸化炭素は海に溶け、海底に蓄積されます。
植物が作り出した養分は、草食動物が食べて命を繋ぎます。
草食動物は肉食動物の餌となり、命が繋がれていきます。
生物の命が尽きた後、カビなどが有機物を分解し、窒素化合物などの無機物にし、そのときに得られるエネルギーで生育していきます。
カビなどが生成した窒素化合物は、植物が水とともに根から吸収して、体を作るタンパク質の材料になるのです。
また、生命を支える水はとても不思議な物質です。
ふつう、物質は気体→液体→固体と状態変化をするに従って、どんどん密度が大きくなっていきます。
中学校の理科で、固体のロウを溶かして液体にする実験がありますが、固体のロウはビーカーの底に沈んでいます。
しかし水は、固体の方が液体より密度が小さいため、氷が水に浮くのです。
地球には何度か氷河期が来たと言われています。
もしも、水が他の物質同様、固体の方が密度が大きかったら、陸地はもちろん、海底まで氷で覆われてしまうので、全ての生物が死に絶えていたでしょう。
しかし、氷は水に浮いたので、水底に土があり、植物が生育し、それを食べる動物が生存し、生命が繋がっていったのです。
このような完璧な循環システムを、人間に創造することができるでしょうか。
上記の内容は一例にしか過ぎませんが、これだけでも神様の御力の偉大さがお分かりいただけるかと思います。
さて、この完璧なシステムにより、最も恩恵を受ける生物は何かというと、実は私たち人間なのです。
聖書には次のように書かれています。
『神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。
神は御自分にかたどって人を創造された。
神にかたどって創造された。
男と女に創造された。
神は彼らを祝福して言われた。
「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。」
神は言われた。
「見よ、全地に生える、種を持つ草と種を持つ実をつける木を、すべてあなたたちに与えよう。それがあなたたちの食べ物となる。地の獣、空の鳥、地を這うものなど、すべて命あるものにはあらゆる青草を食べさせよう。」
そのようになった。神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。』
(旧約聖書『創世記』 第1章 第26節〜31節)
神様は私たち人間が命を長らえさせ、栄えて生きるために、このような完璧なシステムを創造してくださいました。
神様はなぜ、このような完璧なシステムを私たち人間のために創造してくださったのでしょうか。
それは、神様が私たち人間を心から愛してくださっているからです。
しかし、サタンと、サタンを信じる悪魔崇拝者たちは、私たちの信仰を奪い、命を奪い、神様の存在を私たちから遠ざける活動を、これまで長きに渡って執拗に繰り返してきました。
そのため、地上には悪がはびこり、悪が栄えてきました。
私たちは救いを失い、絶望の中で喘ぐように毎日を生きるようになってしまいました。
しかし今、ハルマゲドンが終わり、神様が勝利なさったので、私たちはサタンの支配から解放され、神様の存在をより身近に感じながら、祝福に満たされた毎日を送ることができるようになりました。
○ハルマゲドンが終わり、RAPTさんが私個人に啓示を受けて下さった喜び(十二弟子・ミナさんの証)
同時に、悪人に対する裁きも行われています。
このような時代だからこそ、皆さんには神様に祈り、感謝を捧げ、神様を近くに感じる満ち足りた生活を送ってほしいと願います。
○本当の神様に出会い、祈りが本当に叶えられることを知った(十二弟子・ミナさんの証)
そして、数千年、数万年と人間から見向きもされなくても、それでも私たち人間に無償の愛を限りなく注いでくださった神様の深い心情を理解して、神様のために生きる人生を送ってほしいと願います。
○明け方、真心を込めてお祈りを捧げる人々をご覧になる神様の喜び!(十二弟子・NANAさんの証)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆様に神様のお守りと救いがありますように。
コメントを書く