【静かな侵略】釧路市、太陽光発電施設が10年間で20倍以上増加 2012年25か所、2022年577か所

【静かな侵略】釧路市、太陽光発電施設が10年間で20倍以上増加 2012年25か所、2022年577か所

北海道・釧路湿原の周辺の土地が次々と再エネ事業者に買収され、“ソーラーパネルの海”と化していることが判明しました。

釧路市内で稼働中または建設が認められている太陽光発電所は、2012年には25か所しかありませんでしたが、一昨年には577か所となり、20倍以上に膨れ上がっています。

参入を希望する事業者は現在も増えつづけており、釧路市立博物館によると、昨年度だけでおよそ976ヘクタール分、札幌ドームおよそ180個分に及ぶ太陽光パネル設置の問い合わせがあったそうです。

釧路湿原は日本最大の湿原で、国立公園に指定されており、特別天然記念物のタンチョウをはじめとする貴重な動植物が数多く生息しています。

しかし、メガソーラー発電所が乱立することによって景観が損なわれるだけでなく、生態系への悪影響が懸念されています。

湿原周辺のほとんどは、自然保護のために建物を建てることはできませんが、ソーラーパネルは建築物にはみなされないため、規制の対象外になっています。

釧路自然保護協会の神田会長は、「もう湿原らしさはなくなりますね」「本来はタンチョウとかチュウヒとか天然記念物級が生息するはず」「残念です。ソーラーパネルの海みたいになってしまって」「事業者はとにかく太陽光で金を儲けられればいいんだというのがある。重要な動植物が生息しているというのはほとんど頭にない気がする」と話しています。

また、北海道教育大学釧路校の伊原教授は、「(ソーラーパネルの)一部には重金属とかカドミウムが使われてることがわかっている」「こういったものが釧路湿原に広がってしまう」「釧路湿原の水を飲料水として使っている。こういったものが使えなくなる可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

このように太陽光パネルは、自然環境を破壊し、人体にも多大な悪影響をもたらす危険性があるにもかかわらず、河野太郎をはじめとした「再エネ族」議員らは規制をかけるどころか、緩和策を次々と打ち出しています。

金銭的な利益ばかりを優先し、人々の生活や自然環境を破壊する悪人たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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