今年1月頃から、モンゴルに半世紀ぶりの大寒波が到来し、遊牧民たちが壊滅的な被害を受けています。

Mongolia faces the coldest winter in 50 years. Snow
Record. More than 600,000 farm animals killed by
cold temperatures of up to -50°Celsius negatives.#kswx #kcwx #NYwx #CAwx #okwx #INwx #snow #snowday #winter #winterstorm #cawx #blizzard #newyorkcity #neve #snnowfall #COwx pic.twitter.com/rsiEQGQbjP

— Joao Carlos pl (@PlJoao1305) March 20, 2024

現在、モンゴル一帯では、放牧地が深い雪と氷に覆われる「ゾド（＝災害）」という現象が発生しています。

これにより、今年1月の降雪量は長期平均の2倍に達し、1万3500世帯以上が雪に閉ざされる事態となりました。

70代の遊牧民ツェレンバダムさんは、「ゲルの高さに匹敵する雪を見たのは生まれて初めてです」と語っています。

モンゴル政府と国連によると、この寒波の影響で19日までに13人が死亡、およそ72万5000人が被害を受けているほか、国内の7％に相当する約480万頭もの家畜が死んだとのことです。

モンゴルでは総人口の12％にあたる約32万7000人が遊牧民として暮らし、牛や羊、馬を食料にしたり、市場で売ったりして生計を立てています。

しかし、昨年11月から現在にかけて、放牧を営む2250世帯が家畜の70％以上を失い、7000世帯以上が十分な食料を確保できない状態に陥っています。

また、2010年にも「ゾド」の発生により1030万頭もの家畜が凍死したり飢え死にしたとのことですが、今回はその被害をさらに上回ると予想されています。

近年、世界各地ではこうした記録的な寒波や洪水などの大災害が相次いでいますが、日本のメディアはこうした世界の状況を詳しく報道しようとしません。

◯【ブラジル】サイクロンや豪雨による災害が頻発　複数の都市で土砂崩れや洪水が発生、壊滅状態に　死者も多発

◯世界各地で大規模な洪水が発生、莫大な経済損失を被る　スペイン、ギリシャ、ブルガリア、トルコ、ブラジルなど　

すべての人が正しい情報を常に得て、自らの置かれた状況に気づき、真実に目が開かれますことを心から祈ります。

◯アラブ首長国連邦の都市ドバイが水害で水没　2015年から導入した人工降雨技術の影響ではないかと指摘される

◯【終わらない裁き】中国で記録的な寒波と山火事　『上海タワー』が雪と氷に覆われ、路面凍結で100台の車が事故　台湾2個分に相当する面積が山火事で消失

◯【地球温暖化は嘘】キルギスの“絶対に凍らない湖”が大寒波で凍結　真夏のシドニーでは30℃以下の日が過去140年間で最長に