【石川県知事・馳浩】当時の首相・安倍晋三から五輪招致のために官房機密費をいくらでも使っていいと言われ、IOC委員に高価なアルバムを渡したと発言 

【石川県知事・馳浩】当時の首相・安倍晋三から五輪招致のために官房機密費をいくらでも使っていいと言われ、IOC委員に高価なアルバムを渡したと発言 

元安倍派議員の「馳 浩(はせ ひろし)」石川県知事が、五輪招致のために官房機密費を用いて、国際オリンピック委員会(IOC)の委員らに高価なアルバムを渡していたことが再び注目を浴びています。

馳浩は2013年3月、自民党の「招致推進本部」の本部長に就任し、IOCの委員への贈り物として委員たちの選手時代の写真をまとめたアルバムを制作する方針を自身のブログで記していました。

昨年11月には、都内で行った公演で五輪招致に関わったことを振り返り、「105人のIOC委員全員の選手時代の写真をまとめたアルバムを土産用に作った」とし、「官房機密費を使った。1冊20万円する」と自ら暴露しました。

さらに馳浩は、当時の総理だった安倍晋三から「必ず勝ち取れ」「金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われた上で「それ(アルバム)を持って世界中を歩き回った」と手柄話のように語っていたとのことですが、その日のうちに一連の発言を全面撤回することを表明していました。

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この問題について、野党側は「IOCの倫理規定違反が疑われる行為。官房機密費が使われていたとすれば大変な話だ」と指摘しているほか、政治ジャーナリストの泉宏氏は以下のように述べ、分析しています。

「レスラーとしての知名度などを森喜朗氏や安倍晋三氏、菅氏らに買われて馳氏は招致活動にまい進した。ブログの内容を見ても、機密費で懐柔作戦をしたというのは真実味がある」

「菅氏が官房長官在任中に使った機密費は計86億円超。実現は難しいが、もし馳氏が証人喚問されたら、菅氏も対象となる。疑惑があった『桜を見る会』の支出も再燃する。ポスト岸田を狙う菅氏に打撃で、岸田文雄首相を利するだろう」

税金を私物化し、自らの利権ばかりを優先する政治家たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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