岸田首相は20日午後、自民党・二階派の「小泉龍司」法務大臣と「自見英子(じみ はなこ)」地方創生担当相について、続投させる意向を表明しました。
岸田首総理は記者団に対し、「(小泉法相には)引き続き職責を果たしてもらいたいと思っている。自見大臣についても、大臣としての職責をしっかり果たしてもらっていると認識をしています」と話しました。
二階派は安倍派と同様、政治資金パーティーで得た収入の一部を所属議員にキックバックしていましたが、その環流した金を政治資金収支報告書に記載せず、裏金化していた疑いが持たれており、東京地検特捜部から強制捜査を受けています。
この2派閥は、どちらも所属議員ごとのパーティー券販売のノルマ、実際に集めた金額、議員側にキックバックした金額などを記したリストを作成していたことが明らかになっています。
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こうした状況の中で、岸田総理が安倍派の閣僚を一掃し、二階派は続投させるという整合性のない判断を下したため、各方面から批判の声が殺到しています。
しかも岸田総理は、2派閥が強制捜査を受けた日の夜、宴会を開いていたことがスクープされ、さらに批判を浴びる事態となっています。
岸田総理は19日午後6時半から、東京・紀尾井町の「ホテルニューオータニ」で母校の開成高出身の国会議員や官僚らでつくる「永霞会」の会合に参加した後、高級中国料理店に“はしご”し、地元の広島県議らとともに会食を楽しんでいたとのことです。
これを受け、X(旧:Twitter)では「まるで全てが他人ごとの自由民主党」「え?脳みそパーティーピポーですね」「私が捜査をさせている側だと自ら告白しているようなもの。安泰です(笑)」「絶対に捕まらない何かがあるのか?岸田」といったコメントが殺到しています。
岸田総理をはじめ、平然と汚職行為を繰り返す政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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