【IMF】中国の債務の罠にかかった『スリランカ』に500億円を支援 日本政府もIMFの基金に4600億円を拠出、スリランカにも多額の無償資金協力

【IMF】中国の債務の罠にかかった『スリランカ』に500億円を支援 日本政府もIMFの基金に4600億円を拠出、スリランカにも多額の無償資金協力

「国際通貨基金(IMF)」は、スリランカに対する3億3000万ドル(約500億円)相当の金融支援について、事務レベルで合意したと発表しました。

これは、3月に承認された総額約30億ドル相当の支援プログラムの一環で、スリランカが支援を受けるためには、今後、IMF理事会の承認などといった条件を満たす必要があります。

スリランカはインフラ整備のためとし、海外から莫大な資金を借り入れていましたが、コロナ禍の影響も相まって債務の返済に行き詰まり、事実上の「デフォルト」に陥りました。

スリランカの対外債務は、昨年9月時点で351億ドル(約5兆2000億円)に達し、そのうち中国からの借入が19%を占めています。

○スリランカ債権国会合が発足=日本主導、中国にも呼び掛け

スリランカは、中国のインフラ経済圏「一帯一路」プロジェクトに参加したものの、見込んでいた利益を得られず、債務だけが積み上がり、最終的に重要拠点である港や土地などを中国企業に明け渡すことになりました。

○【一帯一路・参加国の末路】スリランカ、対中債務が財政圧迫 経済危機に陥り、電力不足や物価高騰などで市民が暴徒化

これを受け、主要債権国の日本は、今年5月に多国間の新たな会合を発足、現在、スリランカの債務減免や返済期限の延長などについて協議を行なっています。

また、日本はスリランカへの支援を行うIMFに対して巨額の資金を拠出し、さらには同国への無償資金協力も積極的に行なっています。

○【バラマキ】日本政府、IMF(国際通貨基金)の低所得国向けの支援融資を行う基金に約4600億円の寄付 IMFは「日本は最大の貢献国」と賞賛

〇【バラマキは延々と】岸田内閣、スリランカに2億8400万円、モルディブに1億2200万円、キルギスに3億2400万円の無償資金協力を表明

このように日本は、巨額の税金を投じて「債務のワナ」にかかったスリランカの尻拭いをしつつ、高利で貸付した中国に代わって債権の回収に奔走しています。

○【スリランカ】中国に借金漬けにされて破産、「一帯一路」に参加して債務の罠にハマる 中国は高利息でボロ儲け

各国に侵略の手を伸ばす中国人らと、彼らの工作に加担する日本の政治家たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

○【またもバラマキ】岸田内閣、モロッコに4億4000万円、モーリタニアに6億200万円の無償資金協力を表明 どちらも『一帯一路』参加国

○【バラマキは延々と】岸田内閣、スリランカに2億8400万円、モルディブに1億2200万円、キルギスに3億2400万円の無償資金協力を表明

○【中国に侵略されるソロモン諸島】一帯一路の債務の罠にハマり、軍事利用される 反中感情が高まり、大規模なデモが発生、一部が暴徒化

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