政府が、マイナンバーカードで児童・生徒の登下校状況を管理するシステムの開発を推し進めていることが明らかになりました。
政府は、希望する全国の自治体への普及を目指しており、今年度から島根県美郷町の学校で実証実験が行われる予定になっています。
このシステムは、児童らが登下校する際に、学校の各教室などに設置した専用の読み取り機にマイナンバーカードをかざし、時刻を記録するというものです。
生徒がカードをかざすと、保護者のスマートフォンに通知が届き、学校側もパソコンなどで登下校の状況を速やかに把握することができます。
美郷町は、今年度中にIT企業と連携してシステムを開発し、小中学校で試験運用を行って効果や課題を検証すると予定となっています。
政府は、美郷町が提案した登下校管理システムの開発に2億5000万円支出することを決定しており、将来的には、子供が通学バスの車内に置き去りにされる事故を防止するため、通学バスにも読み取り機を設置することを想定しているとのことです。
マイナンバーカードをめぐっては、既に盗難や紛失、なりすましといった問題が多発しており、廃止を求める声が日に日に高まっています。
そんな中、幼い子供たちにマイナンバーカードを毎日携帯させることになれば、紛失や盗難だけでなく、幼児誘拐などの犯罪に巻き込まれる可能性が高まり、かえって子供たちを危険に晒すことになりかねません。
マイナンバーカードの普及を強行し、子供たちの安全を脅かそうと目論む悪徳政治家たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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