自民党の稲田朋美議員が、数年間にわたり、バレンタインデーの付近に「チョコレート代」と思われる贈答品を政治資金を使って大量に購入していたことが判明しました。
#稲田朋美 ・元防衛相、政治資金約156万円で“バレンタイン支出”疑惑https://t.co/29PxDsTNtk
2月11日付で「エルメス・ジャポン」に1万10円、2月12日付で「バーニーズニューヨーク銀座店」に17万7100円の贈答品代を支出「本当に政治活動に必要か」との指摘
— NEWSポストセブン (@news_postseven) March 10, 2025
稲田朋美議員の資金管理団体「ともみ組」の2023年分の収支報告書を見ると、2月5日に「銀座三越」で1万7820円分、2月11日に「エルメス・ジャポン」で1万10円、2月12日に「バーニーズニューヨーク銀座店」で17万7100円分の贈答品を購入したことが記載されています。
贈答品の詳しい内容は記載されていませんが、「バーニーズニューヨーク」はバレンタイン期間中に限定チョコを販売していることで知られ、「エルメス」もバレンタイン向けのギフト商品を展開していることから、これらの支出はバレンタイン関連の贈答品とみられています。
また、2022年分の収支報告書にも、2月7日にバーニーズニューヨークへ約41万円、13日に4万2900円、さらにバレンタイン当日の2月14日には銀座三越や松屋などの百貨店で約11万円分の贈答品を購入したことが記載されています。
これらの支出に加え、2021年度分も含めると、バレンタインデー前の「贈答品代」は3年間で約156万円に上ることが明らかになっています。
週刊ポストセブンは、2021年11月に公表された稲田朋美の収支報告書を精査した際、バレンタインデー前の2月7日付で、チョコレートの名店「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」に合計約27万円を支出していたと指摘し、「義理チョコ代か」と報じていました。
本来、政治資金は政治活動のためにのみ使用が認められており、私的な目的での使用は禁じられています。
そのため、政治資金で贈答品を購入した場合、本当に政治活動に必要だったのかが問われ、説明責任が生じます。
かつて稲田朋美は、講演の場で「国民の生活が第一なんて政治はですね、私は間違っていると思います」などと発言し、激しい批判を受けましたが、国民の生活を一切顧みない姿勢がさらに露わになり、ネット上では批判が集中しています。
税金を私物化する政治家たちが一掃され、堅実かつ誠実な政治が行われますことを心から祈ります。
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