【食料危機が来ない日本】富山県で『フクラギ』が豊漁 水揚げ量は例年の5倍、過去10年間で最高を記録

【食料危機が来ない日本】富山県で『フクラギ』が豊漁 水揚げ量は例年の5倍、過去10年間で最高を記録

先月、富山湾でブリの幼魚「フクラギ」が記録的な豊漁となり、過去10年で最高を更新したことが分かりました。

フクラギ漁は本来、秋にピークを迎えますが、富山県水産研究所によると、今年は4月時点で例年の5倍となる60トンが水揚げされたとのことです。

フクラギの身は、程よく脂がのりながらもさっぱりとした味わいで、手頃な価格であることも魅力の一つとされています。

富山県内のスーパーでは、フクラギの刺身パックが298円で販売されているケースもあり、店のスタッフは「お客様にお求めやすい価格でご提供できているかなと思います」と話しています。

フクラギを獲りすぎると、ブリへの影響が心配されますが、フクラギの母数が多いため、ブリの数が減るということは今のところ考えにくいとのことです。

また、富山湾ではホタルイカも豊漁となり、今年3月の漁獲量は1953年の統計開始以来、過去最高を記録、4月には例年のおよそ4倍にあたる2606トンが水揚げされました。

昨年の8月、「福島第一原子力発電所」の処理水の海洋放出が行われたことを受け、中国政府は日本の水産物の輸入を全面的に停止しましたが、それ以来、こうして日本各地で様々な魚介類が記録的な豊漁となっています。

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これからも貴重な水産資源が守られ、日本の食文化が守られますことを心から祈ります。

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