政府は22日、総重量が8トン以上のトラックについて、高速道路上での最高速度を現行の時速80キロから90キロに引き上げる方針を明らかにしました。
これは物流業界で人手不足が懸念される「2024年問題」に対応するための措置で、警察庁は2024年4月から実施できるよう関係政令の改正手続きを進める方針です。
【大型トラック 高速道路での最高速度 時速90キロに引き上げへ】
トラックドライバーの時間外労働の規制強化で物流の人手不足など懸念、警察庁は、大型トラックの高速道路での最高速度を引き上げる方針を固めましたhttps://t.co/e5MF7zF3lt#nhk_video pic.twitter.com/hHh9e73Bqx
— NHKニュース (@nhk_news) December 22, 2023
来年4月からトラック運転手の残業規制が強化されるため、何も対策をしなければ2024年度に14%、2030年度に34%の輸送力不足が生じる可能性があると推計されています。
これを受け、政府は有識者会議を開いて議論を重ね、ヒアリングを行った際には運送事業者から「最高速度の引き上げが輸送品質や労働生産性の向上につながる」といった意見が出ていました。
有識者会議は、高速道路での走行速度の調査、衝突被害軽減ブレーキなど安全装置の普及状況を踏まえ、「大型トラックの最高速度を時速90キロまで引き上げても安全に大きな影響はない」と結論付けていたとのことです。
この方針を受け、ネット上では制限速度の緩和に賛成する声が散見されるものの、事故の増加や事故を起こした際の被害が大きくなることを懸念する声がはるかに多く上がっています。
2021年以降、運送業界においてもコロナワクチンの職域接種が行われ、その結果、多くのドライバーが副反応によって体調を崩し、中には退職を余儀なくされるケースが出ています。
◯コロナワクチン接種後の副反応が原因で、トラックドライバーによる事故が多発 接種者の運転能力が著しく低下
今月19日にも、広島県・三原市の国道バイパスのトンネル内で大型トラックの運転手が走行中に意識を失って病死し、対向車線にいたトラックに正面衝突する事故を起こしています。
事故を起こしたトラックは、センターラインを乗り越えて逆走していたとみられ、相手のトライバーを重傷を負ったとのことです。
そのため、ネット上ではドライバーに対し、心臓や脳の精密検査を義務付けるべきとの声も投稿されています。
◯北海道5人死亡事故の当日、トラックドライバーが体調不良を申告していたことが発覚 ドライバーのコロナワクチン接種歴を公表するよう求める声
国民の安全を顧みない、打算的な政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯12月18〜20日の三日間で、東広島市、函館市、横浜市でバスの事故が相次ぐ 運転手の体調不良により コロナワクチンの副反応を疑う声
◯【国交省】75歳以上の高齢者に免許返納を呼びかける中、『個人タクシー』の年齢制限を75歳から80歳へ引き上げ 過疎地での営業も可能に
◯28歳の男性、コロナワクチン接種から5日後に心臓が溶けて死亡 発熱や倦怠感、食欲不振などを発症、自宅で寝たまま死に至る
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