“エッフェル姉さん”こと自民党の「松川るい」議員が、今年7月に3泊5日の日程で参加したフランス研修で、実質3時間しか研修に参加していなかったことが新たに判明し、波紋を呼んでいます。
松川るいは帰国後、フランス研修の経緯などについて、3泊5日(7月24日〜28日)のうち1日目は夕方に到着し、4日目にパリを発ったため、現地に終日滞在していたのは丸2日間のみだったとX(旧:Twitter)で説明していました。
松川るいが明かした2日間の日程は以下の通りです。
○1日目(25日)
午前中 フランス教育省の担当者からブリーフィング、担当者と意見交換
午後 上院議員と2人の下院議員と意見交換
○2日目(26日)
午前中 パリの保育施設を視察
午後 日本人の有識者と意見交換、少子化担当行政部門からのレクチャー
海外視察の一環として「リュクサンブール宮殿」を見学
しかし、外務省の「公電」と呼ばれる公文書によると、松川るいとその娘らは、他の議員らとは別行動をとっており、23日9時50分発の便でフランスに前乗りし、27日17時55分羽田着の便で先に帰国していたことが判明しました。
公文書に書かれていた実際の日程は以下の通りで、松川るいは他の自民党議員らがフランスに向けて移動している最中、娘とともに自由時間を満喫した挙句、26日に行われた意見交換会にも参加せず、すぐに帰国の途に着いています。
つまり、松川るいが研修に参加したのは25日のたった1日だけで、移動や昼食、宮殿見学を除けば、実質3時間のみとなり、彼女は国民に向けて虚偽の報告をしていたことになります。
○23日16時50分
フランスのシャルル・ド・ゴール空港(パリ)に到着、その後、18時30分にホテルに到着
○24日
午前・昼・午後といずれも 「調整中」とだけ記載(=自由に過ごしていた可能性大)
夜19時から自民党議員らと合流し、「夕食兼結団式」に参加
○25日
9時30分〜10時30分 「国民教育・青少年省」
13時〜14時 下院議員との面会
14時30〜15時30分 上院議員との面会
16時30分まで「上院ガイドツアー リュクサンブール宮殿」
18時 (市内観光・エッフェル塔見学、セーヌ川でのディナークルーズ)
○26日
午前6時30分にホテルを出発、9時40分パリ発の便で娘と帰国(26日に行われた研修には参加せず)
現在、松川るいは、SNSを通じて行った説明について「研修会全体のスケジュールについて説明したものであり、私の行動について発信したものではありません」「24日は、時差調整と本件研修の準備、28日に開催される日印フォーラムの準備、本隊(自民党女性局)到着の準備を行っていた。なお、大使館等からの支援は一切、受けていない」などと苦しい言い訳をしています。
これを受け、「今回の研修は、だれもが報告書類を出せなかったことから、研修と言えなかったものなのは、明らか。国民からの血税を何だと思っているのか」「結局、議員は何も説明しないし、話題が収まるのを待つだけ」「偽装は許されないこと」といった厳しいコメントが殺到しています。
税金を使って贅沢三昧を繰り返す政治家たちが全て厳正に裁かれ、国民の益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
○【自民党女性局】『フランス研修』の報告書を公開しない意向を表明
○【松川るい】『ダボス会議』のメンバー、かつ『大阪万博推進本部』の事務局長であることが判明 中共スパイであることが確実に
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