イギリスの「リズ・トラス」首相が20日、就任からわずか45日で辞任を表明し、大きな波紋を呼んでいます。
トラス首相は、首相官邸前で声明を発表、「経済的にも国際的にも非常に不安定な時期に首相に就任し、私はこの状況を変えることを期待されて保守党から選出されたが、任務を果たすことができない」と述べ、党首を辞任する旨をチャールズ国王に伝えたとのことです。
9月下旬、トラス首相は経済成長を促すため、大規模減税策を打ち出しましたが、財政悪化への懸念から、金融市場の混乱を招いたとして、猛批判を浴びました。
そのため、経済対策の大半を撤回する事態となり、保守党内からも辞任を求める声が強まっていました。
イギリスの公共放送BBCは、トラス首相について、イギリスの首相の中で史上最も短い在任期間となる見通しだと伝えています。
このようにトラス首相は表向き、経済状況の悪化を理由に引責辞任を表明したわけですが、実際のところ、彼女は中国に対して非常に強硬的な姿勢を取っていたため、親中派からの圧力によって辞任に追いやられた可能性も考えられます。
中国共産党は、以前からイギリスに対し、日本と同じように侵略工作を仕掛けてきたため、トラスの首相の就任を目障りに思っていたことは間違いありません。
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