中国黒龍江省(こくりゅうこうしょう)の農村で、およそ10歳ほどの少年が祖母を絞め殺す動画が中国のネット上で拡散され、大炎上しています。
動画の冒頭では、老婦が手で少年の頭を叩いており、それに反抗した少年が大声で老婦を罵り、お腹をめがけてパンチを浴びせました。
老婦はすぐさま地面に倒れ込みましたが、少年はさらに地面に老婦の頭を押さえつけ、首を両腕で締め上げ、「なんでいつも僕をブツんだ」などと怒りを爆発させています。
老婦は最初のうちは反抗するも、やがて力尽き、その場に倒れ込んで動かなくなりました。
周囲の大人たちは、一度、「おばあちゃんを押し殺すなよ」と声をかけましたが、暴行を止めようとはせず、撮影者の男性は、老婦の首を絞めつけている現場のすぐそばの椅子に腰かけて、あぐらをかき、ときどき笑い声を漏らしながら、一部始終を記録していたそうです。
この動画が中国のネット上で拡散されると、「みんな狂っている」と大炎上し、「子どもは罪悪感を持たず、周囲の大人たちはその暴行を誰も止めず、誰一人、応急処置を施そうともしなかった」と、衝撃を受けています。
後になってこの少年は、両親が都市部へ出稼ぎに行き、普段は祖父母と一緒に暮らす「留守児童」と呼ばれる子供だということが分かりました。
「留守児童」は、中国に6000万人以上いるとも言われており、深刻な社会問題となっていますが、その原因は、毛沢東時代に作られた中国独自の戸籍制度にあると言われています。
中国人は生まれたときから、「都市戸籍」と「農村戸籍」に分けられ、「農村戸籍」の家庭は、収入がとても低く、家族を養うことができないため、ほとんどの両親が都市部に出稼ぎに行かなければなりません。
家に置き去りにされた「留守児童」は、両親の愛情不足によって、人格形成に大きな問題が生じ、嘘をつく、反抗的な態度をとる、友達のものを盗むといった問題行動を度々起こし、偏屈で卑屈な、自信のない子どもに育そうです。
また、両親に会えない寂しさから、ほとんどの留守児童が精神疾患を患っており、自殺や失踪するケースも増加しているそうです。
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