【中国共産党も世襲制】習近平も「紅二代」と呼ばれる2世幹部 激しい権力闘争が繰り広げられる中国の浅ましい実態 

【中国共産党も世襲制】習近平も「紅二代」と呼ばれる2世幹部 激しい権力闘争が繰り広げられる中国の浅ましい実態 

日本で力を持つ政治家のほとんどが2世、3世であるように、中国共産党もその多くが2世、3世であることは日本では余り知られていません。

毛沢東らと共産革命に参加した長老らを父に持つ共産党員のことを「紅二代」または「太子党」と呼び、彼らは親の七光りで、生まれながらにして特権階級のポジションに就いています。

○紅二代、太子党

○コトバンク紅二代

習近平もまた、父は中国共産党の重鎮で「建国八大元老」の一人に数えられる習仲勲という人物で、「紅二代」のうちの一人と言われています。

また、戦争を経験せず、平和な時代に党や政府の指導者となった幹部らの子女は「官二代」と呼ばれており、「紅二代」が高齢化によって現役を退く人が増加する一方、現在は「官二代」が頭角を現し、主流になりつつあるようです。

もっとも、「紅二代」はプライドが強く、この流れに反発しています。

また、現在、習近平を中心とする「紅二代(太子党)」は、江沢民を中心とする「上海閥」(上海勤務経験者及びその一派)と激しい派閥争いを繰り広げていますが、これは国の発展に伴い、「紅二代」が「上海閥」に富やチャンスを奪われていることが原因だと言われています。

習近平は、汚職問題を理由に「上海閥」の幹部を次々と失脚させ、江沢民が築き上げた利権を次々と奪い取ってきました。

アリババの創始者「ジャック・マー」や、昨年一部デフォルトにまで追い込まれた「恒大集団」も、「上海閥」に属していたため、習近平が強い規制をかけたと言われています。

○【中国】アリババに過去最高の罰金 3050億円 独占禁止法違反で

○【中国IT企業崩壊の足音】アリババとテンセントで数万人のリストラ 中国共産党の締め付けにより経営難に

○【神様の裁き】中国「恒大集団」の株価急落により、李嘉誠ら香港の不動産王4人の資産価値が1日で約7300億円吹き飛ぶ

〇【ジャック・マー失踪の顛末】中国当局を批判した直後、アリババの子会社アントの上場中止と罰金刑3050億円を命じられる

しかし、習近平と同じ「紅二代」である「任志強」も、習近平に反発したことで失脚させられていますので、今や身内である「紅二代」でさえ、習近平に反発すれば敵と見なされるほどの強権的な独裁体制が敷かれているようです。

○中共の元エリートで北京のトランプ・任志強(レン・ジチャン)、習近平を批判したため懲役18年、罰金6470万円の実刑判決

現在の上海市でのロックダウンも、習近平による江沢民派への粛清運動であることが明らかになっていますが、中国共産党内部の激しい派閥争いによって、どれほどの人々が振り回され、その命が犠牲になったか計り知れません。

○上海市でのロックダウン政策は、習近平に敵対する江沢民派への粛正運動だった!!

○【上海のロックダウン延長】飢餓と失業を苦に自殺者続出 乳児や幼児は親と強制的に引き離され施設に収容

○【ゼロコロナ政策で地獄と化す中国】中国共産党に逮捕されないよう、大雨や大雪でもコロナ検査の列に並ぶ人々

○【暴力・強制収容・マンション封鎖】中国共産党による“異常なコロナ対策”に反発し、暴徒化する中国人たち

悪魔の集団である中国共産党が一刻も早く滅び去り、全世界に真の平和がもたらされますことを心から祈るばかりです。

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