米上院のウォーナー情報特別委員長(民主党)が、中国のスパイ活動について「米国史上で最悪」の規模になっているとの認識を示しました。
現在、中国政府はハッカー集団の「ソルト・タイフーン」を通じて、アメリカの捜査当局が犯罪捜査や国家安全保障に関する捜査のための監視システムに侵入、音声通話をリアルタイムで盗聴しているとされています。
アメリカの電気通信会社やブロードバンド会社は、裁判所の承認により捜査当局が要求したインターネット通信の傍受、いわゆる「合法的な盗聴」に協力しなければならないと法律で定められています。
中国のハッカーはこの仕組みに目を付け、数十もの通信社にハッキングを仕掛け、アメリカが監視している人物の電話番号などを入手、アメリカ当局がマークしている中国スパイを特定した恐れがあるとのことです。
◯中国のハッカー集団「ソルト・タイフーン」がISP経由で捜査機関による盗聴システムに侵入した可能性
中国人ハッカーは、数百万人分の電話やテキストメッセージを傍受している可能性もあり、トランプ次期大統領やバンス次期副大統領の携帯電話もハッキングの標的になったそうです。
こうした状況を受け、ウォーナー情報特別委員長は、「これが、世界中で中国が展開している通信システム侵入と膨大な量のデータ窃取工作だ」「倉庫の扉はまだ大きく開いている、あるいはほとんど開いている」と述べ、依然としてスパイ工作にさらされていると警鐘を鳴らしています。
スパイ工作を繰り返す悪なる中国人たちが一掃され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
◯中国人民解放軍のハッカーが2020年に日本の防衛省の機密情報にアクセスしたと米紙が報道 当時の防衛大臣『河野太郎』はこの件について「防衛省に聞いてください」と知らん顔
◯中国政府関連IT企業『iSoon社(上海安洵信息公司)』、Xのアカウントを用いた世論工作システムを開発していたことが判明 アカウントの乗っ取り、情報監視、中国の国益に沿う内容を一斉送信など
◯官公庁や全国自治体の重要書類作成を請け負う『イセトー』、ハッカー攻撃で150万近くの個人情報が漏洩 京都、徳島、和歌山などの自治体でも相次ぐ
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