人材管理システムの「カオナビ」は、子会社が運用する労働管理クラウド「WelcomeHR」を通じてマイナンバーカードや運転免許証などの個人データ15万4650人が漏洩したと発表しました。
カオナビによると、漏洩事件を起こしたのは、ソフトウェアの企画・開発・サービス提供を展開する『ワークスタイルテック株式会社』で、氏名や性別、住所、電話番号のほか、マイナンバーカードや運転免許証、パスポートなどの身分証明書の画像が外部から見られる状態となっており、15万4650人の個人情報が第三者にダウンロードされていたとのことです。
ワークスタイルテックの情報漏洩、めちゃえぐい
✦約4年間、個人情報に外部アクセス可能(長期間)
✦15万人以上情報流出(マイナカード含む身分証も)皮肉なことに、今年3月にISMS認証を取得したばかり
2022年版から個人情報系は厳しくなったはずだけどね。
審査で権限設定までは見ないからなあ。 pic.twitter.com/0hgtpTQ5vr— ᴜᴋɪ (@uki_oxo) March 29, 2024
同社によると、「WelcomeHR」は飲食店や小売店を中心とした2万6000店舗で労務管理などに用いられており、従業員自身が勤怠管理をするために入力した氏名などの情報や身分証明証のデータがインターネット上の「ストレージサーバー」にファイルとして保存されていました。
しかし、サーバーの設定ミスにより、これらの個人情報が2020年1月から4年以上、外部にさらされた状態になっていたとのことです。
ワークスタイルテックのCEOは、「グスタボ・ドレ」という在日ブラジル人で、同社の社員23人のうち11人がベトナムや韓国、ブラジルなどの海外出身者です。
◯メンバーの半数が海外出身。ワークスタイルテック株式会社が目指す誰もが快適に働ける職場
マイナンバーカードの情報などが漏洩すれば、本人になりすまして無断で口座が作られたり、不正作成されたカードのキャッシング機能で金銭が借り入れられる恐れがあります。
また、場合によっては、流出した顔写真や名前をもとにSNSのアカウントを特定され、さらなる個人情報の漏えいにつながる危険性もあります。
個人情報の管理が徹底され、人々の安全がしっかりと守られますことを心から祈ります。
◯【ついに出た!!】マイナンバーカードの情報でネットバンクの口座を無断開設 70代女性が1400万円を騙し取られる デジタル庁は一切の責任を負わず
◯『預貯金口座付番制度』導入により、マイナンバーと“全ての預貯金口座・固定資産”の紐付けをさらに推進 『デジタル庁』は中共スパイ・孫正義率いるヤフーと表裏一体
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