大阪万博、公衆トイレ1ヶ所に2億円の建設費用、トイレは全てデザイナーズトイレ 一方、大阪の府立高校は和式トイレのまま改修されず

大阪万博、公衆トイレ1ヶ所に2億円の建設費用、トイレは全てデザイナーズトイレ 一方、大阪の府立高校は和式トイレのまま改修されず

大阪・関西万博の会場に設置される「公衆トイレ」の建設費用が、1ヶ所につき最大で約2億円もかかることが判明し、物議を醸しています。

会場内には、トイレ全8棟のほか、休憩所などが計20施設ほど建設される予定で、1棟ごとに違うデザイナーが手がけることになっています。

8ヶ所のトイレのうち、すでに契約が決まっている5ヶ所のトイレの建設費用だけでも計6億6000万円超に上り、中には2億円近い金額で落札されているトイレもあります。

トイレ1:取止め・不調
トイレ2:6293万3982円で契約
トイレ3:1億9228万円で契約
トイレ4:1億978万円で契約
トイレ5:取止め・不調
トイレ6:1億8243万5000円で契約
トイレ7:1億1012万1000円で契約
トイレ8:取止め・不調

関西で公園トイレなどの建設を営むある事業者は、万博のトイレについてあまりにも高すぎると指摘しており、以下のように述べています。

公衆トイレで2億円はさすがに高過ぎます。

最近、兵庫県下であった大型トイレの建て替え工事(芦屋中央公園北便所棟建替工事)では、3800万円弱の落札というものがありました。

『万博価格』ということで価格が上乗せされるとしても7000万円程度が妥当な価格ではないでしょうか。

この価格から、大手ゼネコンがドン引きレベルのごっつい中抜きをすることを差し引いても、めちゃくちゃ豪華な建屋と内装になるのでしょうね

こうした状況の中、大阪では府立高校のトイレの老朽化が深刻な問題となっており、何年も前から「汚い」「壊れている」「臭いがひどい」といった苦情が生徒や保護者から寄せられています。

○大阪府立高校、ほとんど和式トイレ

そのため、大阪府は現在、府立高校のトイレを改修する計画を進めていますが、高校生の子供を持つ保護者によると、未だに多くの生徒が和式便所の利用を余儀なくされているそうです。

にもかかわらず、大阪府がわずかな期間のみ利用するトイレのために、莫大な予算をかけていることが判明したため、「小学校のトイレもthe昭和の和式です…泣」「さすがハイエナの祭典」「でも、下水処理はバキュームカーなんだろ」「中抜きや色々懐に入ってくるからやめるわけないですね」「どれだけキックバックしてるんですかねー」といった批判の声がネット上では殺到しています。

税金を私物化し、湯水のように浪費しつづける政治家たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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