ソフトバンクグループは9日、今年4月から9月までの中間連結決算を発表し、最終的な損益が1兆4087億円の赤字になったことを明らかにしました。
中間決算の赤字は2年連続で、前年の同じ時期の赤字(1290億円)から大幅に拡大しました。
新興企業などに投資する主力の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の事業では、投資先企業の株価が下落したため、5833億円の損失を計上したほか、保有するドル建ての負債が円安の影響で膨らみ、およそ6480億円の損失を計上しています。
また、出資先の米共用オフィス大手「ウィーワーク」の破綻に伴い、2343億円の損失を計上したとのことです。
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ウィーワークの破綻について、後藤芳光CFOは「この結果を真摯に受け止めて今後の投資活動に活かしていかなければならない。会計的にはこれまで会社の価値が減っていくことをしっかり認識しながら保守的に評価をしているので現時点では、さらなる大きな会計上の変化があらわれるわけではない」と述べました。
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ソフトバンクがウィーワークによる投資に失敗し、巨額損失が生じたことについて、ニューヨーク大学・スターン経営大学院のアスワス・ダモダラン教授は以下のように分析しています。
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「ウィーワークの前は、ソフトバンクGは孫氏の下で驚くほど注意深く、賢明で、先見性のある組織だと認識されていた」「しかし、成功は時として人をうぬぼれさせるのだと思う。成功したことで、自分たちは他の誰よりも物事が分かっていると思い込んでしまったのかもしれない。そして、そこに最終的な転落の種がある」
ありとあらゆる手段で人々を欺き、暴利を貪ってきた孫正義をはじめ、彼に加担する者全てが厳正裁かれますことを心から祈ります。
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