上海最大の移民仲介企業のオーナーが逮捕 中国政府が富裕層の海外脱出や資金流出を制限

上海最大の移民仲介企業のオーナーが逮捕 中国政府が富裕層の海外脱出や資金流出を制限

今月7日、上海最大の移民仲介企業「外聯出国」のオーナー「何 梅(カ・バイ)」(女性・54)が、上海警察に逮捕されました。

現在、上海市公安局は「何梅」を含む18人について、不法な外国為替取引を行った疑いで捜査しており、「外聯出国」がこれまで取り扱ったすべての顧客データを提出するよう求めているとのことです。

「外聯出国」の顧客は、中国の富裕層、家族を海外に移住させている「裸官」、中国と海外のビジネスで成功している商人などです。

「裸官」とは、中国で蓄財しつつ、妻子(時には愛人)と資産をアメリカやカナダなどの先進国に移し、タイミングを見計らって自らも中国から出国しようとしている(もしくは出国した)官僚・中国共産党員のことを言います。

彼らは、「外聯出国」などの企業を介して他国への移民手続きを行い、何か問題が起こった際に、いつでも中国から出国できるよう手筈を整えているそうです。

しかし、こうした行為は、資金流出や多くの人々の失業に繋がるリスクがあるため、中国共産党から「不忠」と見なされており、今後、中国政府は、国内からの資産持ち出しを厳しく制限するだけでなく、富裕層の海外脱出にも何らかの制限を設ける可能性があるとのことです。

中国共産党・中央党校の「蔡霞元」教授は9日、「中国の情報筋情報によると、警察は何梅に対し、これまで移民手続きを行った数十年分の顧客情報を提出するよう求めているとのこと。同情報筋は、グリーンカード(アメリカの永住権)を申請中、またはアメリカのパスポートを持つ中国人に対し、自身の安全を考慮し、直ちに中国を離れるか、またはしばらく中国に戻らないようにするよう忠告している」と、Twitter上に投稿しました。

全世界に侵略の手を伸ばし、人々を脅かしてきた中国人らに、さらなる厳格な裁きが下されますことを心から祈ります。

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