【電動キックボード】26歳の男、酒酔い状態で二人乗りし、同乗者に重傷を負わせ「危険運転致傷」で書類送検 ナンバープレートも取り付けず、ヘルメットも未着用

【電動キックボード】26歳の男、酒酔い状態で二人乗りし、同乗者に重傷を負わせ「危険運転致傷」で書類送検 ナンバープレートも取り付けず、ヘルメットも未着用

警視庁目黒署は18日、酒に酔った状態で「電動キックボード」に2人乗りをした上、同乗者の女性に重傷を負わせたとして、26歳の男性会社員を「危険運転致傷」で書類送検しました。

今年2月、男性は女性と同居している自宅で夕方から酒を飲んでいたそうですが、その後、カラオケ店や飲食店を“はしご”し、電動キックボードに乗って帰宅しようとした際、路肩の縁石に前輪を接触させ、車体ごと転倒したとのことです。

男性は事情聴取に対し「飲酒運転はダメだと知っていた」と容疑を認めており、後ろに乗っていた女性は、外傷性クモ膜下出血と診断され、全治5週間の大怪我を負いました。

電動キックボードは、男性が個人で所有していたものですが、個人所有の場合、法律上「原動機付自転車」に分類され、ナンバープレートの装着、走行時のヘルメットの着用が義務付けられており、当然、2人乗りもできません。

しかし、事故を起こした男性は、電動キックボードにナンバーを付けていなかった上、2人ともヘルメットを着用していなかったとのことです。

電動キックボードの事故による負傷者は2020年〜今年の1月までに全国で78人に上り、2021年9月〜今年の1月までに酒気帯び運転で75件が摘発されていますが、「危険運転傷害」で摘発されるケースは、今回が初めてとのことです。

こうして危険極まりない電動キックボードが一気に普及しはじめたのは、国土交通省が関連企業に補助金を出し、国を挙げてバックアップしてきたことが最も大きな要因です。

企業利益を優先し、国民の安全を脅かす悪徳政治家たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。

○【またも閣議決定】電動キックボードに関する新交通ルールを7月1日から適用開始 ヘルメット着用は努力義務、最高速度を6キロ以下に設定すれば歩道も通行可 事故の増加を危ぶむ声

○電動キックボードの規制緩和について、『弁護士ドットコム』の登録弁護士の半数超が「反対」、9割が「事故増加を懸念」

○電動キックボード初の死亡事故 酒気帯び運転で書類送検 ヘルメット未着用 規制緩和に反対する声が殺到

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