東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の解散に伴い、昨年6月末から業務を引き継いでいた清算法人が、今年3月で業務を終える方向で調整されていることが明らかになりました。
東京五輪を巡る汚職・談合事件が相次いで発覚する中、組織委員会は精算の結了により、完全に消滅することとなります。
こうして解明を待たずして組織委員会が消滅することに対し、「うやむやのままにして逃げられるから、やりたい放題できたんですね!」「夜逃げ方式」「そして誰も責任をとらない」「日本が深刻な政治腐敗に陥っていることが鮮明になる」といった批判の声が殺到しています。
東京五輪の汚職や不正をめぐっては、組織委の経理部長が電車に飛び込み、不審死を遂げる事件まで起きており、徹底的に証拠隠滅が行われてきたことが分かります。
○日本オリンピック委員会・経理部長、電車に飛び込み死亡 竹中平蔵の関与が疑われる
事件解決の前に、一刻も早く組織委自体を消滅させようとしているのは、汚職や談合に関与した政治家や企業が追及から逃れるためでしょう。
不正に不正を重ね、国民の税金で懐を潤してきた全ての悪徳政治家や企業が厳正に裁かれ、事件の真相が完全に究明されますことを心から祈ります。
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