米ブルームバーグ通信の世界長者番付で、テスラの「イーロン・マスク」最高経営責任者（CEO）が、13日時点で約1年3カ月ぶりに首位の座を明け渡し、2位に後退したことが分かりました。

イーロン・マスクの保有資産は1640億ドル、日本円にしておよそ22兆円で、今年1年間で1070億ドル（約14兆5000億円）減りました。

これにより、世界長者番付の首位になったのは、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの「ベルナール・アルノー」会長兼CEOで、保有資産は1710億ドル、日本円でおよそ23兆円となります。

イーロン・マスクの資産減少の背景として、Twitter社の買収や、大量保有するテスラ株が今年に入って50%以上下落したことが挙げられます。

現在、イーロン・マスクは、Twitter社の改革のために、テスラやSpaceXのエンジニアを転用しているとも報じられており、こうした動きが投資家たちを困惑させ、株価下落に繋がったと見られています。

これまでイーロン・マスクは、中国でのEV車販売でも大きな利益を上げてきましたが、EV車の需要後退の影響を受け、テスラの上海工場を来年1月まで一時停止することが決まっています。

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中国の経済成長がストップし、衰退の一途を辿る中、中国と蜜月関係を築き、甘い汁を吸い続けてきたイーロン・マスクも、今後さらに追い打ちをかけられる可能性があります。

民衆の味方を装いつつ、中国共産党に与する悪人たちの本性が暴かれ、一人残らず厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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