テキサス州など26州がバイデン政権による移民受け入れ策に反発 州連合軍と国軍が一触即発の危機  “二度目の南北戦争”へ発展か

テキサス州など26州がバイデン政権による移民受け入れ策に反発 州連合軍と国軍が一触即発の危機  “二度目の南北戦争”へ発展か

テキサス州を含む26の州が、民主党・バイデン政権による移民受け入れ策に強く反発し、“二度目の南北戦争”に発展しかねない緊迫した状況となっています。

バイデン大統領は2021年10月に、2022年度の難民受け入れ枠を従来の6万2500人から12万5000人に倍増することを決定、不法移民が容易に永住権を取得できるようにするなど、移民受け入れ策を一気に緩和していきました。

その結果、メキシコとの国境に面するテキサス州などに不法移民が大量に流れ込み、犯罪件数の増加といった深刻な社会問題が噴出する事態となっています。

しかしバイデン政権は、不法移民を支援するNGOに莫大な補助金を支給する代わりに、何らかの見返りを受けているとみられ、移民政策に反対する声を黙殺しつづけてきました。

テキサス州はこうしたバイデン政権の動きに危機感を募らせ、2022年に非常事態宣言を発出。

「オペレーション Lone Star」に基づいて、不法入国した移民たちをバスに乗せ、民主党を支持する州に移送し、国境に有刺鉄線を張り巡らせるなどといった州独自の対策を取るようになりました。

◯【米マサチューセッツ州】住民に対し自宅や敷地内に不法滞在者を受け入れるよう要請  アメリカ全土が溢れ返る不法移民に悲鳴

ところがバイデン政権は、テキサス州が設置した有刺鉄線を切断、除去する作業を始め、連邦最高裁判所までもが撤去を認める判断を22日に下しました。

○米最高裁、テキサス州がメキシコ国境に設置の有刺鉄線撤去を許可

そのためテキサス州のアボット知事は、不法移民の流入を「侵略」とみなし、合衆国と州との間の協定を破棄、「テキサス州の憲法上の自衛権を行使するため、第1条第10条第3項に基づいて侵略を宣言した。その権限はこの地の最高法であり、これに反するいかなる連邦法にも優先する」と宣言しました。

これは、事実上の合衆国からの独立宣言とも取れ、トランプ前大統領と25州の知事がテキサス州の動きを支持する共同声明に署名を行ったとのことです。

この状況は1861年にアメリカで勃発した「南北戦争」とよく似ており、「再び内戦が勃発するのではないか」といった憶測がネット上では飛び交っています。

移民を利用し、国家転覆を謀る悪人たちが全て厳正に裁かれ、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。

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