2019年の参院選広島選挙区での大規模買収事件を巡り、河井克行元衆院議員らから現金を受け取った広島市議会議員5人が2日、会見を開きました。
今回、会見を開いたのは、検察審査会から「起訴相当」と議決された、34人のうち5人です。
会見冒頭、担当する弁護士は、5人の“共通認識”として、国会議員と地方議員の現金のやり取りについて「現金を渡されることが、これまでも非常に多かった。これは、地方議会議員からすると、普通のこと。裏金という感覚ではなく、一般でいうお中元・お歳暮を受け取る感覚」だと説明しました。
また、会見に臨んだ5人も「買収されたという認識はなかった」と述べ、疑いを否定しています。
河井夫妻による広島市議の買収事件に関して、記者会見で久保弁護士が「現金を渡されることが非常に多かった。地方議会議員からすると、普通のこと」などと地方議員一般化して語っているのマジでありえん。https://t.co/0MlGFds2Dy
— 桂川将典 北名古屋市議会議員 (@katsuragawa_m) March 4, 2022
しかし、「認識していなかった」と主張して罪が許されるのであれば、人を殺しても、物を盗んでも、罪だと認識していなければ許されるということになりかねず、彼らの主張はあまりにも自己欺瞞に満ちていると言うしかありません。
今回の会見で、広島市議たちは無実を証明するどころか、かえって彼らの性根がどこまでも腐り切っていることを全国民に知らしめることとなり、大きな墓穴を掘ってしまいました。
近く広島地検は、34人を起訴するとみられていますが、不正に手を染めた悪徳政治家たち全員にその行いに応じた報いを受けますことを心から祈ります。
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