
公正取引委員会は10日、トヨタ自動車の子会社「トヨタモビリティ東京」が新車を販売する際、コーティングなども合わせて購入させる、いわゆる「抱き合わせ販売」を行っていたとして、独占禁止法に違反する恐れがあると警告しました。
トヨタ自動車子会社が「抱き合わせ販売」 公取委が警告https://t.co/x4AEvfPpAA #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 10, 2025
トヨタモビリティ東京は、都内でおよそ200店舗を展開しており、遅くとも一昨年の6月から昨年11月までの間、「アルファード」「ヴェルファイア」「ランドクルーザー」の人気3車種の新車を販売する際、「抱き合わせ販売」を行っていたとのことです。
「抱き合わせ販売」とは、新車購入時に、実質的に強制に近い形で残価設定ローン(残クレ)や長期ローン、下取り車の提供、ボディコーティング、メーカー・ディーラーオプション、メンテナンスパックなどの追加項目をセットで契約させる販売手法をいいます。
これらのオプションを多く付けるほど、販売店側での優先順位が上がり、納車時期が早まる仕組みとなっており、言い換えれば「オプションを選ばなければクルマを買えない」という状況になっていたそうです。
中には、購入を確実にさせるための“囲い込み策”として、ハリアーなど別の車種を先に購入させ、2年後に本来欲しかった車種(アルファード)の購入を勧めるという販売手法を取っていた店舗もあったそうです。
◯ついに公正取引委員会がトヨタモビリティ東京に対し独禁法違反にあたる えげつない「抱き合わせ販売」をやめるよう警告!! ユーザーの怒りが通じた!!!
この問題を受け、公正取引委員会は、市場の競争を妨げる「独占禁止法」に違反する恐れがあるとして、同社に再発防止を求め、警告しました。
トヨタモビリティ東京は、昨年11月ごろに「抱き合わせ販売」をやめたと説明し、「警告を真摯(しんし)に受け止め、法令順守を周知・徹底するとともに、教育を強化し、今後も有益なご提案ができるよう丁寧な商談を心がけてまいります」とコメントしています。
現在、公正取引委員会の公式X(旧ツイッター)の投稿には、トヨタに対する苦情の声が次々と寄せられています。
【トヨタ販売店の抱き合わせ販売に警告】
アルファード、ヴェルファイア及びランドクルーザーの販売に併せてクレジット契約等を利用させていた疑いについて、トヨタモビリティ東京に警告しました。
また、未然防止の観点から、トヨタ自動車及び自販連に周知を要請しました。https://t.co/GUL1C45zLg pic.twitter.com/vliRkU3xkC— 公正取引委員会 (@jftc) April 10, 2025





悪徳企業がこの世から一掃され、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
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