中国の電気自動車産業、2014年~2019年にできた60以上の新興企業の大半が倒産、残った8社も巨額の負債を抱える

中国の電気自動車産業、2014年~2019年にできた60以上の新興企業の大半が倒産、残った8社も巨額の負債を抱える

2014年から2019年にかけて、中国で60社以上の新興自動車メーカーが設立されましたが、現在はそのうちの8社しか残っていないことが明らかになりました。

中国の自動車業界では、テスラ社の成功を受け、次々とEV車メーカーが乱立しましたが、現在は需要の低下により、多くのメーカーが莫大な余剰在庫を抱え、次々と破綻しています。

残った8社のうち3社は、これまでに累計1070億元(約2兆2345億円)もの資金を調達し、総生産能力は389万台に達しましたが、2社は市場から姿を消し、1社は深刻な負債と赤字を抱えているとのことです。

浙江省、江蘇省、江西省などの地方政府は、新エネルギー車産業が地方経済の成長エンジンになると期待し、これまでに18社以上の新興企業に対して総額1500億元(約3兆円)を超える投資を行ってきました。

ところが、ほぼ全てのプロジェクトが失敗に終わり、何とか存続している「蔚来汽車(NIO)」でさえ累計損失が1000億元(約2兆886億円)を超えているとのことです。

こうした中、中国の自動車企業は、利益度外視の価格競争を繰り返し、どの車種も大幅に値下げしていますが、中国の経済崩壊に伴い、誰もが車を買う余裕を失っているため、経営回復の見込みが全くない状況となっています。

目先の利益ばかりを追求し、世界中に損害を与えてきた中国人たちが一掃され、全世界で正常な経済活動が行われますことを心から祈ります。

◯【進む脱中国】トルコ、全ての中国車に対して40%の関税引き上げ 追加関税は1台あたり最低7,000ドル アメリカでは既に中国製EV車に100%の関税、日本は0%で購入者に補助金を支給

◯【世界から嫌われる中国】インド政府、中国EV自動車大手『BYD』の工場設立案を拒否 安全保障上の懸念から

◯【河野太郎の親戚】『伊藤忠商事』が出資した中国EVメーカー『奇点汽車』3300億円の資金調達をし、一台も生産・販売することなく倒産

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment