建築家・隈研吾の手がけた京王線・高尾山口駅(東京都八王子市)の駅舎に、完成からわずか数年でカビが発生しているとして、物議を醸しています。
隈研吾の作品は、「和」をイメージしたデザインが多いことから「和の大家」と称され、名だたる大学や地方自治体のアドバイザー、顧問職を務めているほか、高知県立林業大学校・校長や、岐阜県立森林文化アカデミー・特別招聘教授、一般社団法人日本ウッドデザイン協会・会長など、「木」に関する団体でも多くの名誉職を得ています。
しかし近年は、隈研吾の手がけた栃木県「馬頭広重美術館」、新潟県「アオーレ長岡」といった施設が次々と腐食・劣化し、自治体の大きな負担となっているとして問題視する声が高まっています。
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高尾山への玄関口となる「高尾山口駅」は、2015年に隈研吾によってリニューアルされたものの、2020年頃から既にカビが目立つ状態になっていたとのことです。
こうして隈研吾の手がけた施設が、早い段階で次々と傷み始めているため、今では多くの国民から厳しい目を向けられ、「クマ被害」と揶揄する声も上がっています。
真に優れた建築技術によって、誰もが快適に暮らせる社会づくりが推進されますことを心から祈ります。
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