沖縄近海に敷設された海底ケーブルから、中国製の盗聴装置がいくつも発見され、問題視されています。
在沖縄米軍人向けの英語情報誌「This Week on OKINAWA」は昨年6月、この問題を大きく取り上げ、総務省の元幹部が「海底ケーブルに盗聴器が取り付けられていることは知っていた。そして、それは1回だけではなかった」と語ったと報じました。
海底ケーブル通信網の総延長は、世界全体で見ると150万キロメートルに及び、インターネットや電話、放送、軍事関連の通信の約95%を支えています。
特に島国の日本では、ほとんどの通信を海底ケーブルに頼っていますが、その多くは民間企業の所有のため、他国からの脅威に対する防護も業者任せとなっているのが実情です。
海底ケーブルはその国の命綱と言っても過言ではありませんが、盗聴装置を用いれば簡単に情報を抜き出すことができ、格好のターゲットとされています。
また、海底ケーブルの陸揚げ拠点は、なだらかな海底が沖まで続く、遠浅の地形と限られているため、同じ場所に重要なケーブルが集中している上、水質の透明度が高い沖縄では肉眼やGoogleマップでも視認できる状況となっています。
しかも、陸揚げ拠点となっている浜は、一般人でも立ち入ることができ、ケーブルに容易に近付けるようになっているほか、スキューバダイビングで潜れば、海底に敷設されたケーブルに直接触れることも可能なため、いつ切断されてもおかしくない無防備な状態となっています。
もうすでに中国は海洋調査船などを用いて、日本をはじめ、周囲の国に張り巡らされた海底ケーブルの位置を徹底的に調べ上げ、ケーブルを切断するための水中ドローンを実践配備していると言われています。
昨年、台湾の離島、馬祖列島と台湾本島を結ぶ海底ケーブルのうち2本が切断されるトラブルがありましたが、中国の犯行とみられています。
スパイ工作によって全世界を脅かす悪人たちが一掃され、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
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