アメリカの格安ジム「プラネット・フィットネス」が、トランスジェンダーによる女子更衣室の利用を認めて以降、退会者が続出していることが判明しました。
プラネットフィットネスは、1992年に設立されたフランチャイズフィットネスの運営会社で、 アメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリアなどで事業を展開しています。
同社は、2015年からトランスジェンダーの女性更衣室への入室を許可していますが、今年3月にトランスジェンダーの会員が女性更衣室でひげを剃っている写真がSNS上に投稿されたのを機に、炎上騒動に発展、複数店舗に対して爆破予告まで届く事態となりました。
さらにその後、女性会員の解約が殺到したほか、SNS上では「#BoycottPlanetFitness.」とタグ付けされた投稿が相次ぎ、プラネットフィットネスはわずか5日間で約4億ドル(約620億円)もの時価総額を失いました。
プラネットフィットネスのCEOクレイグ・ベンソンは、9日に第一四半期の決算発表を行い、「3月初めは好調だったが、(更衣室の)制度をめぐってSNSで炎上してから3月後半には新規会員の登録と会員解約に影響が出た」と話しました。
また、会員の解約が現在も続いているため、今年の通期業績予想を下方修正したとのことです。
この騒動の顛末について、「なんで心で分けるんだよ。 体で分けろ」「本当に難しいけれど命と安全を優先するならやっぱり身体で分けるしかないと思う」「生物学的性別は男と女だけ」といったコメントがネット上では次々と投稿されています。
男女問わず、全ての人が安心安全に生きられる健全な社会が到来しますことを心から祈ります。
◯【イギリス】トランスジェンダーなど性自認に関する教育を禁止
◯【米カンザス州】トランスジェンダーが性自認に基づいてトイレやロッカーを使用することを禁止する『女性の権利法』が成立
◯【米フロリダ州】未成年のトランスジェンダーへの性関連医療を禁止する法案を可決 『性別適合手術』『二次性徴抑制剤』『ホルモン療法』など全面禁止
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