ネット証券最大手の「SBI証券」が、新規株式公開（IPO）する企業の株価を不正に操作したとして、1億円の過怠金（罰金）を科せられたことが判明しました。

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SBI証券は、2020年〜2021年に主幹事を務めた2銘柄のIPOで、初値が公募価格よりも下回る「公募割れ」を回避するために香港の現地法人と金融商品仲介業者を通じて株価操作を行っていました。

事態を重く見た日本証券業協会は、SBI証券に対し過怠金1億円などの処分を下したほか、再発防止策などを盛り込んだ業務改善計画の実施と報告を求めました。

日本証券業協会・森田敏夫（もりた としお）会長は、「金融商品取引業者の信頼向上が求められる中で市場のゲートキーパーとして重要な役割を担うSBI証券が法令に反し行政処分が行われたことは、市場の公正性・証券業務の信頼性を揺るがしかねない事態であることから誠に遺憾」と述べました。

数年前、「SMBC日興証券」が相場操縦事件を起こし、過怠金3億円を科されましたが、今回、SBI証券に科された罰金の規模はそれに次ぐ大きさとのことです。

過怠金の額について、森田会長は「行為の重大性と悪質性、さまざまな観点での影響の大きさなども総合的に判断した」と述べました。

また、SBI証券は今月15日に「東京証券取引所」からも過怠金1億円の支払いが命じられたほか、大阪取引所では戒告処分も受けたとのことです。

過去の記事でも述べましたが、SBI証券の代表「北尾吉孝」は、中国共産党の経済ブレーンであり、この日本においては、多くの官僚たちを自社に天下りさせ、自らの立場と権力を維持しつづけてきました。

◯【姑息な中共スパイ・北尾吉孝】株価操作で1週間の業務停止命令を受けたSBI証券　処分が軽すぎるのは、大勢の天下り官僚を受け入れてきたためと判明

しかし、そんな北尾吉でさえも、もみ消すことができないほどの不正が世に大きく報じられ、人々からの信用を着実に失いつつあります。

不正行為によって人々を欺き、暴利を貪る悪人たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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