【小学館】芦原妃名子さん急死の経緯について社外に発信しない方針を示し、批判殺到「これはよろしくないなあ。黙れば黙るほど疑念や不信感が強くなるケースです」

【小学館】芦原妃名子さん急死の経緯について社外に発信しない方針を示し、批判殺到「これはよろしくないなあ。黙れば黙るほど疑念や不信感が強くなるケースです」

「小学館」は7日、漫画家の「芦原妃名子(あしはら ひなこ)」さんが自殺した問題について、社内向けの説明会を開き、これまでの経緯などを社外に発信しない方針を示しました。

芦原妃名子さんは「セクシー田中さん」のドラマ化に際し、原作に忠実な作品を作るよう、発刊元の小学館を通じて日本テレビの番組制作側に求めていましたが、脚本家によって芦原さんの意向を無視したプロットが作られたため、加筆修正を何度も行っていたことが分かっています。

その中で、ドラマ版「セクシー田中さん」の脚本を書いた「相沢友子」が、自身のインスタグラムを通じて不満を吐露したことにより、芦原さんへ批判が集中する事態となりました。

芦原さんは、作品への思いや、小学館と日本テレビとのやり取りについて自身のブログで説明をしたものの、自身への批判が止まず、自殺に至ったとみられています。

◯『セクシー田中さん』原作者の芦原妃名子さんが急死 作者の意図を無視、原作を改変してドラマ化した脚本家・相沢友子と日テレに批判殺到 他殺を疑う声も

しかし小学館側は、芦原さんが経緯などを綴った投稿などを削除したことを踏まえて「故人の遺志にそぐわない」ためとし、これまでの経緯の詳細を公表しないと主張。

出版活動にあたっては、「今後も作家に寄り添うことを誓い、その姿勢を改めて作家に伝えていく」と説明しました。

これを受け、小学館との関わりを持つ漫画家をはじめ、多くのクリエイターたちがネット上で反発の声を上げています。

漫画家の七月鏡一さんは、週刊少年サンデー(小学館)での連載経験があり、「これはよろしくないなあ。黙れば黙るほど疑念や不信感が強くなるケースです」とXに投稿。

松田奈緒子さんは、漫画「重版出来!」を月刊!スピリッツ(小学館)で連載していたことがあり、小学館の判断について「最終決定ではないことを信じたい。時間がかかっても経緯説明し、再発防止に取り組んでほしい」と求めました。

同じく漫画家のたなかじゅんさんは、「ボクは〇学館でデビューしましたが、隣の集英社に移って感じたことは『ここはなんて作家を大事にしてくれるんだろう…』ということでした。 社風が全然違いました」と過去の体験を明かしています。

また、講談社から「はじめの一歩」を出版した森川ジョージさんは、「誰が悪いという話したくないが、せめて出版社は毅然とした表明してくださいよ。 代理人であり窓口だよ。 若い漫画家さん達が不安になっちゃうよ」と苦言を呈しています。

そのほかにも、「これは悪手過ぎます。確かめようのない『故人の遺志』を引き合いに出すのが更に。 時間がかかっても、経緯を調べる姿勢を見せて欲しい」「個人として疑問に感じている社員がいるのかもしれないけど組織として小学館とは仕事できないわ」といった批判の声が殺到しています。

こうした状況の中、小学館の現場編集者たちが8日に声明を発表、「私たち第一コミック局編集者一同は、深い悲しみと共に、強い悔恨の中にいます」とし、「これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます」とのコメントを出しました。

◯芦原妃名子先生のご逝去に際して

利益ばかりを追求し、原作者の意思や権利をないがしろにしてきた悪人たちが全て厳正に裁かれ、このような悲劇が二度と起こることのないよう、心から祈ります。

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