香港メディアは24日、中国外務省の「趙立堅」報道官がコロナに感染し、自宅で療養している可能性があると報じました。
趙報道官の妻が、SNS上に「あなたは1週間以上も発熱が続いている。消炎剤や風邪薬、解熱剤も買えない」などと投稿したことで発覚したそうですが、現在、その書き込みは削除されています。
妻はその後、「近所の人に解熱剤をもらった」と書き込んだそうですが、妻の投稿を受け、「幹部に薬がないなら一般市民だって手に入らない」「彼も薬が買えないとは思わなかった」といった声がネット上に上がっているそうです。
また、中国では直近1週間の間に、10人を超える著名人が相次いで「病死」しており、北京五輪(2008年)のマスコットキャラクター「福娃(フーワー)」をデザインした「呉冠英」(60代)も20日に死亡しました。
また、習近平の母校である清華大や北京大でも、退職教員ら大学関係者の訃報が異常なペースで掲載されており、清華大は今月1~10日の間に11人の訃報を出したほか、北京大は5日までの約1カ月間で著名研究者を含む、少なくとも15人の訃報を出しています。
このように中国国内では明らかに異変が起こっているわけですが、一方の政府は、25日にコロナ感染者と死者の人数の公表を取り止めると発表しました。
こうして中国でコロナ感染が拡大しているとの情報も、権力争いの末に多くの幹部らが死亡している事実を隠蔽するためのミスリードであることは疑いようがなく、習近平派と江沢民派、また胡錦濤派との間で、これまでにないほど激しい派閥抗争が起きていることは確実だと言えます。
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○【破滅へ向かう中国共産党】第20回党大会・閉会式で習近平の政敵「胡錦濤」前国家主席が会場から摘み出される 「李克強」と「汪洋」は最高指導部から除名
また、先日死亡したと噂されている「斉心」は、習近平の母であると同時に、彼の最大のブレーンとも評されており、最大のブレーンが死亡した以上、今後、中国共産党内部の争いがさらに激化し、市民らの間にもさらなる混乱がもたらされる可能性があります。
この勢いで、暴虐の限りを尽くしてきた中国共産党が一刻も早く滅び去り、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
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