中国共産党による、ウイグル人など少数民族に向けた人権弾圧が国際問題となっていますが、中国北部の内モンゴル自治区でも、昨年から民族同化政策が強化されています。
○中国「内モンゴル人権弾圧」の実態 当局による民族同化政策 揚氏「日本国内でも集会を組織的に妨害」
内モンゴル自治区は、1947年から中国政府の管理下に置かれた地域で、人口約2400万人のうち約400万人はモンゴル族ですが、昨年9月から突如、モンゴル族の小中学生の教科書が、モンゴル語から標準中国語へと切り替えられました。
また、書店からはモンゴルの歴史本や、モンゴル帝国の始祖、チンギス・ハンの肖像画などが撤去され、モンゴル語を勉強すれば、中華民族と異なった心を持っていると見なされます。
一方的な変更に反発した保護者らが「民族の文化を守ろう」と、数万人規模の抗議デモを起こしましたが、警察はデモ参加者を暴力的に取り締まり、数千人が逮捕されました。
○「中学生が校舎から抗議の飛び降り自殺も……」 内モンゴル自治区で中国政府が強行する“同化政策”のリアル
地域によっては、モンゴル人教師の会議や父母のミーティングも、すべて中国語で行うよう義務づけられ、それに抵抗した教師や父母たちは「集中訓練」と称し、思想改造の施設に収容されました。
このように、内モンゴル自治区では、卑劣な同化政策が強行されていますが、文化大革命のときにも、チベットと同様、大量虐殺が行われました。
1949年、中華人民共和国が建国されると、内モンゴル自治区に大量の漢人が移住。
1960年代に入り、中ソ対立が顕在化すると、「内外モンゴルの統一」を口実にソ連の介入を招きかねないとして、内モンゴル自治区を徹底的に弾圧しはじめました。
そして、1966年-1976年に行われた文化大革命では、何の罪もないモンゴル人に対し、「分裂主義者」「地域国粋主義者」などの罪をなすりつけ、当時の内モンゴルのモンゴル人の人口約150万人のうち、70万から80万人を投獄、34万人を逮捕、15万人以上を虐殺しました。
○【悪魔の化身=中国共産党】文化大革命は「毛沢東」と「劉少奇」の権力闘争だった! 学生を洗脳し、大量虐殺を実行
○【広西虐殺】中国の文化革命中に起きた大規模な虐殺と人肉食事件 10~15万人の命が犠牲に
漢人たちは、モンゴル人に対し、「真っ赤に焼いた鉄棒を肛門に入れる」「モンゴル人女性のズボンを脱がせて、縄でその陰部をノコギリのように繰り返し引く」「妊娠中の女性の胎内に手を入れ、その胎児を子宮から引っ張り出す」「真赤に焼いた棍棒で内臓が見えるまで腹部を焼き、穴をあける」「太い鉄線を頭部に巻いて、頭部が破裂するまでペンチで締め上げる」などの、50種類以上に及ぶ、凄惨な性的暴行・拷問・殺戮を加えました。
内モンゴル自治区は、ウイグル自治区と同じく、石炭、レアアース、鉄などの資源が豊富で、特にレアアースや銅鉱石の生産量は中国一となっているため、それらの地下資源を獲得することが大きな狙いだと見られています。
○中国によるウイグル弾圧は、石油や天然ガスなどの地下資源を獲得することが最大の目的だった!!
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非人道的な行為を繰り返す中国共産党が一刻も早く滅び去り、世界中に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
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