アメリカの人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は14日、新疆ウイグル自治区に住むウイグル族らトルコ系住民のうちおよそ50万人が、中国政府によって不当に逮捕、拘束され、刑務所に収容されている可能性があると発表しました。
また、報道によると、中国政府は、この50万人とは別に「再教育」や「職業訓練」という名目で100万人に上るウイグル人らを強制収容しているとのことです。
中国政府は、新疆ウイグル自治区の住民らに対し、長きに渡って、卑劣極まりない非人道的行為を繰り返しており、世界中から激しい批判を浴びています。
○【2009年ウイグル騒乱】漢人の集団が、棍棒、ナタ、包丁などの凶器を持って練り歩き、ウイグル人を襲撃・虐殺
○【国連報告書】「中国がウイグル族らに強制労働を課している」と結論 視察結果を公表しないよう中国政府が圧力をかけていたことも発覚
○中国共産党がウイグル族を弾圧していた証拠となる「新疆文書」が流出 「大規模な不妊手術」「強制労働」「強制的な中国への同化」など卑劣な人権侵害が明らかに
しかも、2018年に習近平は、新疆の強制収容施設に200万人のウイグル人らを収容する目標を立てていたことも判明しました。
したがって、現時点で明らかになっている収容人数よりもはるかに多くのウイグル人が、強制収容されたり、拘束されている可能性も十分にあります。
しかも、中国は新疆一帯だけでなく、チベットや内モンゴル、満州などを占領し、自分たちの領土だと主張しつづけているわけですが、実際はそれよりも遙かに多くの民族の住む地域を強奪、占領しているようです。
殺戮の限りを尽くしてきた中国が一刻も早く滅び去り、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
○中国大使らが、台湾統一後の政策に言及 現地住民らに“再教育”と称して拷問・虐殺などの人権侵害を行うとの意向を示し、全世界から非難殺到
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