
鳥取県の境港観光協会は、毎年恒例となっていた「妖怪川柳コンテスト」について、AIで生成された作品の判別が難しくなっていることを理由に、今年で終了すると発表しました。
【AI作品と判別困難 川柳コン終了へ】https://t.co/vk2l9AjSsF
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 8, 2025
境港観光協会は、境港市が漫画家・水木しげるの出身地であることから、同市を「妖怪のまち」として全国に発信しようと、2006年から「妖怪川柳コンテスト」を開催しており、今年で20回目を迎えました。
毎年、国内外から多くの川柳が寄せられ、最も多かった2014年には8335句が集まり、前回は約2500句の応募があったとのことです。
第20回妖怪川柳コンテストの作品募集がいよいよ始まりました‼️
境港ならではの豪華賞品をご用意してます✨✨
ぜひ応募してくださいね☺️お待ちしてま~す🙇🏻
詳しくは境港観光協会HPをご覧ください★https://t.co/i6MoWDV5aK#妖怪川柳#境港市#境港観光協会 pic.twitter.com/TRHJFdaUTD
— 境港観光協会 (@sakaiminato_net) November 5, 2025
近年は漫画「島耕作」シリーズで知られる弘兼憲史が特別審査員を務めるなど話題を集めていましたが、AIの発達によって妖怪川柳を簡単に作れるようになり、審査員が人間の考えた句と見分けるのが難しくなっていたそうです。
同協会の古橋剛シニアマネジャーは、今後について「参加者に境港に来てもらえる体験型の新たな企画を検討している」と話しています。
近年、芸術性が求められるさまざまな分野でAIの活用が進み、その是非を巡って意見が大きく分かれています。
デザイン教育を手掛ける「ISCA TOKYO」が、業務でAIを活用するデザイナーを対象に「生成AI時代のデザイン業務に関する調査」を実施したところ、AIを利用する主な目的は「アイデア出し」が67.9%、「作業効率化・生産性向上」が66.9%となりました。
また、生成AIの普及によるキャリアへの影響については、「ポジティブな影響の方が大きい」と答えた人が62%に上り、過半数が前向きに捉えているものの、一方で、「ネガティブな影響の方が大きい」や「わからない」とする意見もそれぞれ19%となりました。
◯生成AI時代のデザイナー業務調査、6割以上がキャリアに前向きな影響と認識/ISCA TOKYO調査
すべてのテクノロジーが人類の幸福のために正しく発展し、活用されますことを心から祈ります。
◯ハリウッドの主要タレント事務所、動画生成AI『Sora2』が知的財産権を侵害したと批判する声明を発表「これは革新ではなく搾取だ」
◯【アメリカ】大卒の若者が就職難に、AIに仕事を奪われる「初任給で6桁(10万ドル超)をもらえると約束されてきたのに」
◯Googleの生成AI『Gemini』、多様性を重視する余り「黒人のナチスドイツ兵士」の画像を生成してしまう 株価急落で時価総額13.5兆円を消失 黒人のバイキング、黒人の教皇、女性の教皇なども

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