死亡した『有愛きい』へのパワハラ、宝塚歌劇団側が認める 未だ遺族側との見解の相違も「ほとぼりが冷めたのを見計らってなのか? 非常に悪印象」「遅すぎる」

死亡した『有愛きい』へのパワハラ、宝塚歌劇団側が認める 未だ遺族側との見解の相違も「ほとぼりが冷めたのを見計らってなのか? 非常に悪印象」「遅すぎる」

宝塚歌劇団の劇団員「有愛(ありあ)きい」(25)が自殺した問題で、劇団側が遺族に対し「パワーハラスメントがあった」と認めたことが判明しました。

これまで宝塚歌劇団は、弁護士の調査などから生前の有愛きいの状況について、「長時間労働によって心理的負荷があった」としていましたが、その一方で上級生らによるパワハラは確認できなかったとしていました。

また、村上浩爾(こうじ)理事長は、遺族の訴えに対し「そのように(=いじめがあったと)言われているのであれば、証拠となるものをお見せいただけるよう提案したい」などと会見の場で発言し、猛批判を浴びる事態となりました。

遺族側はこうした宝塚歌劇団の見解に強く反発し、暴言や叱責など15件のパワハラ行為があったとする意見書を昨年12月に歌劇団側に提出しました。

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関係者によると、歌劇団側は上級生らへの聞き取りなどを進めた結果、15件のうち一部について、「行き過ぎた言動がありパワハラにあたる」と判断、遺族側にその見解を伝えたとのことです。

しかし、他の行為については、遺族側と見解の違いがあるとしており、今後も協議を続けていく方針です。

この問題では歌劇団を運営する阪急電鉄の親会社、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長が、管理責任を認め、遺族に謝罪する意向を示しています。

こうして、歌劇団がようやくパワハラを認めたものの、ネット上では「ほとぼりが冷めたのを見計らってなのか? 非常に悪印象」「遅すぎる」といった批判の声が殺到しています。

保身のために虐待行為を隠蔽してきた悪人たちが厳正に裁かれ、同じような悲劇が二度と繰り返されることがないよう心から祈ります。

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