
長崎海上保安部は15日、中国籍の26歳から60歳の男女5人について、サンゴを密漁したとして、外国人漁業規制法違反の疑いで7月6日に逮捕したと明らかにしました。
短期ビザ入国含む中国籍5人、サンゴ密漁疑いで摘発 長崎の男女群島、漁船に海保立ち入りhttps://t.co/ZWcVMhlSBj
長崎海保によると、5人のうち4人は短期滞在ビザで入国していたという。
密漁を繰り返していたとみて調べている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 15, 2025
長崎海上保安部や長崎地方検察庁によると、7月5日に男女群島北西の海域で不審な漁船に立ち入り検査を行ったところ、サンゴの密漁を確認したとのことです。

逮捕された中国人5人のうち4人は短期滞在ビザで入国しており、長崎地検は今月15日、5人全員を漁業法違反の罪で起訴しました。
この5人は7月6日に一度逮捕されましたが、6月にも同じ海域でサンゴを密漁した疑いが浮上し、7月25日に再逮捕されました。
中国人らの携帯電話には船内で撮影されたサンゴの画像が保存されていたほか、その後の捜査で「サンゴを採っていた」との証言も出ているとのことです。
密猟漁船には日本人も同乗しており、自営業の太田和彦容疑者(61)が漁業法違反の疑いで逮捕されています。
五島列島沖で海上保安部が中国人をサンゴ密漁の疑いで検挙するのは、2011年以来14年ぶりです。
中国では宝飾品に加工できる「宝石サンゴ」が高値で取引されており、過去には長崎県や沖縄県、東京・小笠原諸島の沖合などで中国漁船による密漁がたびたび摘発されています。
中国人は日本の領海だけでなく自国の領海でも密漁を行っており、2014年から2015年にかけては赤サンゴが累計200キロ以上、金額にしておよそ1億元(約20億円)分押収されました。
宝石サンゴは水深150メートルから2000メートルの海域で長い時間をかけて成長するため、密漁によって生態系に深刻な影響が及ぶと懸念されています。
悪質な違法行為を繰り返す中国人たちが一掃され、これ以上豊かな自然環境が破壊されることのないよう心から祈ります。
◯大量の中国密漁船が沖縄や小笠原諸島でサンゴを根こそぎ強奪し、生態系が崩壊 漁船の指揮者は中国共産党だったことが発覚
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