
アマゾンは、新たに6カ所のデリバリーステーションを開設し、夜間の注文で翌日に届ける配送サービスを、2025年度中に全国へと広げる方針を明らかにしました。

配送拠点となる「デリバリーステーション(DS)」を全国で新たに6カ所開設するほか、商品の保管や梱包を担う物流拠点「フルフィルメントセンター(FC)」の一部機能とDSの機能を兼ね備え、当日配送に対応する新しい拠点を16カ所に展開するとしています。
翌日配送のオプションは2025年中に全国へと順次拡大され、より多くの地域でスピード配送が利用できるようになる予定です。
また、一部の地域では、午後1時頃までに注文すればその日の夜に届く配送オプションも、今後さらに広げていくとしています。
アマゾンの配送センターでは、「Auto Divert to Aisle(ADTA)」と呼ばれる、人間工学に基づいて適切な高さで作業者に荷物を受け渡す技術が次々と導入されており、作業の負担を必要最低限に抑える取り組みが進められています。
北海道や沖縄、離島などでは、本州に比べて商品の到着が遅れるケースが多く、新たな技術の導入や配送拠点の増設によって、こうした地域格差も徐々に解消されていくことが期待されます。
しかし、配送業者が急ぎすぎるあまり、商品を無理やりポストにねじ込んだり、荷物を破損させたりするトラブルも少なくないことから、ネット上では「むしろ今までより日数倍掛かっても良いから、綺麗に配達して欲しい便を追加して欲しい」「いや、遅くてもええねん。置き配止めてくれ」「それよりゆっくりでいいよ便を作って欲しい」といった、スピード以外の付加価値を求める声も数多く寄せられています。




あらゆる分野で、誰もがより便利に、快適に暮らせる取り組みが全国に広がりますことを心から祈ります。
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