風力発電の事故、5年間で約200件発生、各地で風車が倒壊・羽根が破損 オジロワシなど希少な鳥類も犠牲に

風力発電の事故、5年間で約200件発生、各地で風車が倒壊・羽根が破損 オジロワシなど希少な鳥類も犠牲に

風力発電に関連する事故が、過去5年間でおよそ200件発生していることが分かりました。

経済産業省によると、風力発電に関する事故200件のうちおよそ30件が「羽根の破損」によるものとのことです。

風力発電の羽根は、先端の回転速度が時速300キロに達することもあり、風雨や砂にさらされて劣化が進むことで、落下のリスクが高まり、実際に死亡事故も発生しています。

今月2日には、秋田市の公園で風力発電の羽根が破損・落下し、近くを歩いていた81歳の男性が死亡する事故が発生しました。

近くに住む別の男性は、今回の死亡事故を受けて、「風車の下を歩くと羽根が迫ってくるようで、以前から危ないと思っていた。まさか本当にこんなことになるとは」と話しています。

また、風力発電所の乱立により「バードストライク」が相次ぎ、オジロワシをはじめとする希少な鳥類が数多く犠牲になっています。

北海道・幌延(ほろのべ)町では、風力発電所での「バードストライク」の発生件数が“世界最悪水準”とされるノルウェーの事例を上回り、日中の運転を一時停止する事態に追い込まれました。

しかし、政府は今後、全電源に占める風力発電の比率をさらに高める方針を示しており、今後さらに人や動物を巻き込む事故が増える恐れがあります。

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風力発電のリスクが広く認知され、これ以上の被害が出ないことを心から祈ります。

◯【河野太郎】規制改革担当大臣時代に再生可能エネルギーに関する規制を次々と緩和 太陽光・風力発電の普及推進の黒幕は『河野太郎』

◯【河野太郎の最側近・秋本真利】洋上風力発電企業『日本風力開発』から数千万円以上の不透明な金を受領した疑い

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