【食糧危機が来ない日本】日本各地でマグロが豊漁 銚子で『キハダマグロ』が去年の11倍、佐渡で『クロマグロ』が平年の80倍に

【食糧危機が来ない日本】日本各地でマグロが豊漁 銚子で『キハダマグロ』が去年の11倍、佐渡で『クロマグロ』が平年の80倍に

日本各地でマグロの水揚げ量が急増しており、新潟県の佐渡では、例年の80倍にも上る漁獲量を記録しました。

佐渡では先月、黒いダイヤとも呼ばれる「クロマグロ」が約5万4400キロも水揚げされ、これまでにない事態に漁港も活気づいています。

内海府漁業生産組合の本間組合長は、「過去5年だと、5月平均が900キロぐらいだった。それが今年5月だけで50トンを越えています」「これだけ大きなマグロが群れをなして入るっていうのは、佐渡の漁師は誰もこういう経験はない。多くても200キロ前後のが5本とかの単位で。一気に50本も100本もということは経験がない」と、驚きをあらわにしました。

また、千葉県の銚子港では、キハダマグロの水揚げ量が昨年の約11倍、ビンチョウマグロも約1.5倍に増えたほか、メバチマグロも豊漁となり、例年より2割ほど安く市場に出回っているとのことです。

4種のマグロが一気に豊漁となったことについて、国際水産資源研究所の井嶋主任研究員は「ここ近年ではなかなか聞いていないですね。特異的に集まっている」との見解を示しています。

特定の要因を見つけることは難しいものの、キハダマグロに関しては「今年は黒潮の大蛇行が終息する傾向がみられており、キハダが生息しやすい海域が形成され、特定の場所に集まっている可能性がある」とも話しています。

黒潮は、日本列島の太平洋沿岸に沿って東シナ海から北上する暖流です。

この黒潮が本州沿岸を進む際、陸地とのあいだに渦が生じると、流れが乱れ、まっすぐ進めなくなり、大きく迂回するようになります。

この現象は「黒潮大蛇行」と呼ばれ、現在続いている大蛇行は2017年8月に始まり、過去最長となる7年以上に及んでいます。

黒潮大蛇行の発生によって流れのルートが変わると、沿岸漁業にまで影響が及ぶため、クロマグロやキハダマグロの漁獲量にも変化が生じたと見られています。

◯過去最長・7年継続の「黒潮大蛇行」が終息か? 漁業や気象への影響は

食材を育む豊かな環境が守られ、四季折々の食文化が代々受け継がれていきますよう心から祈ります。

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神様は、私たち人間にいつでも飽きるほどたっぷりと、美味しい物を食べて喜んでほしいと願っていらっしゃる!!(十二弟子・ミナさんの証)

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