
イギリスの最高裁判所は16日、法律上の「女性」の定義を生物学的な女性に限るとし、トランスジェンダーは含まないとの判断を初めて示しました。
「トランスは女性と同等ではない」英最高裁、法的な定義は生物学的であるべきと判断https://t.co/teBbpjCWan
法的な「女性」の定義は生物学的な女性であるべきだと判断した。
訴訟は、公共の場やサービス、職場での性別に関する平等法を巡って争われた。同法では女性の定義が明記されていない。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 16, 2025
イギリスーーーーーー!!!!
やっとだ……長かったね……それでも女子スポーツでトランスが無双してた期間にトロフィーや記録、奨学金を奪われた若い女性アスリート、男性であるトランスを性被害者の為に受け入れず破壊されたレイプシェルター…
あまりにも多くの女性が傷付き尊厳を奪われた。 https://t.co/iJKemPIkVv— Tzou (@Tzou12317) April 16, 2025
これは、スコットランドで導入された「女性の社会進出を促す法律」を巡り、女性団体が起こした訴訟に対する判決です。
スコットランドの自治政府は2018年、公的機関の役職に占める女性の割合を増やす法律を定め、その中でトランスジェンダーについても、一定の条件を満たせば「女性」として扱う方針を示していました。
しかし、女性の人権団体は、女性専用の病棟や学校などへのトランスジェンダーの立ち入りを認めれば、女性の権利が侵害されるとして提訴していました。
2022年12月の下級審判決と2023年11月の控訴審では、人権団体の訴えは退けられましたが、最高裁では一転して、法律上の「女性」は生物学的な性別に基づくものであり、「トランスジェンダーは法的に女性とは定義されない」との判断が下されました。
また、最高裁は「法律上の『女性』は生まれたときの性別で決まる」としながらも、イギリスの「平等法」によってトランスジェンダーも差別から保護されていると強調、権利のバランスに配慮した判断を示しました。
有害な価値観がこの世から排除され、誰もが安心して暮らせる健全な社会となりますことを心から祈ります。
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