日本維新の会・増山誠県議、公開禁止の百条委員会の音声データを立花孝志に提供していたことが判明 竹内元県議が自殺に追い込まれる結果に

日本維新の会・増山誠県議、公開禁止の百条委員会の音声データを立花孝志に提供していたことが判明 竹内元県議が自殺に追い込まれる結果に

昨年行われた兵庫県知事選挙の期間中、維新の会所属の県議2人が、非公開で行われた百条委員会の音声データや、斎藤知事に有利となる情報を「NHKから国民を守る党」の立花孝志に提供していたことが判明しました。

日本維新の会の増山誠県議は19日夜、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に出演した際、「(2024年)10月25日の片山元副知事のご発言を録音して、立花氏に渡したのは私です」と告白しました。

この音声データは、片山元副知事の証人尋問が非公開で行われた際に録音されたもので、外部への公表は禁止されていました。

証人尋問の際、片山元副知事は、自殺した元県民局長が使用していたパソコンの中に、不倫に関する情報も含まれていたことを話そうとしましたが、公益に関係ないとして制止される場面がありました。

増山県議は、この場面を録音したデータを、知事選挙が告示された10月31日に立花孝志へLINEで送ったとのことで、「県の元幹部が文書を作成した背景を県民が知らずに選挙が行われることが正しいのかという強い思いがあった。公開される予定のものだったが、期日より前に提供したことはルール違反なので謝罪したい」と述べ、百条委員会の委員を辞任する意向を示しました。

立花孝志は選挙期間中、「兵庫県の斎藤知事の失職を狙った黒幕は竹内英明元県議」との情報を、兵庫維新の会所属の岸口実県議から紙で提供されたと明かし、竹内元県議への批判を集中させ、結果的に辞職へと追い込みました。

◯兵庫県・斎藤知事のパワハラを告発する文書の真偽を解明する百条委員会の委員だった元県議『竹内英明』が死亡 様々な憶測を呼ぶ

竹内元県議は百条委員会で斎藤知事を厳しく批判していましたが、ネット上での誹謗中傷を苦に辞職した後、今年1月に自宅で自殺しました。

この問題について、日本維新の会は19日に会見を開き、岸口県議が民間人と一緒に立花孝志と面会したことを認めた上で、「手渡したと言われても反論のしようがない」と話していることを明らかにしました。

◯維新 岸口兵庫県議 立花氏への文書提供めぐり 面会認める

岸口県議と増山県議は、立花孝志に情報提供を行い、情報の拡散を促すことによって、百条委員会で疑惑の調査を行っていた竹内元県議を辞職に追い込んで排除するとともに、百条委員会自体の信頼を失墜させることに成功したと言えます。

過去の記事でも述べましたが、維新の会は中国共産党の別働部隊であり、上海電力を誘致したり、中国・武漢港との提携によって大阪港を一帯一路の拠点とするなど、様々な侵略工作に加担してきました。

維新の会にとって、大阪万博の予算確保や、兵庫と大阪の港を経営統合する「関西港(阪神港)」構想を進めるためにも、斎藤知事の再選は必要不可欠でした。

◯兵庫県・斎藤知事、「#斎藤知事がんばれ」のタグを使うアカウントが中国語フォントを使用していることが判明 知事に中共スパイ疑惑が浮上

こうした背景から、維新の会の県議らが立花孝志に情報提供を行ったのは、斎藤知事を当選させるための工作の一環と考えられ、その行為は公職選挙法違反にあたると見られています。

醜い権力闘争を繰り返す者たちが一掃され、真に国民にとって益となる行政が全国各地で行われますことを心から祈ります。

◯【NHK党の実態】「立花孝志」は中国共産党のスパイ「小沢一郎」と「橋下徹」の熱烈支持者だった 「黒川敦彦」は“小沢一郎の弟子”であることも判明

◯【NHK党の立花孝志と統一教会は密接に繋がっている】怖い物知らずの立花孝志「統一教会は怖いので、これからもあまり言及しないと思います」と尻込み

◯【兵庫県知事選】斎藤元彦が再当選するも、統一教会との繋がりが明らかになり物議「斎藤氏を応援しているあの統率の取れた群衆はやはり統一協会の人々だったのか」

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment