【YAHOO!ニュース】『転売を許容することもこれからの社会のあり方のひとつ』と中国人転売ヤーを擁護する記事を投稿し、炎上

ヤフーニュースが、中国人転売ヤーを擁護しているとも取れる内容の記事を掲載し、批判が殺到しています。

【転売ヤー日本人はなぜ拒否反応】https://t.co/9K931s0lAJ

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 5, 2025

問題の記事は「『転売ヤー』への拒否感はなぜ生まれる？　アレルギー反応との指摘も」と題し、転売業界に詳しいフリーライター奥窪優木らのインタビューを掲載しています。

奥窪優木は、中国人転売ヤーの買い付けに同行した際、日本人の冷たい視線が印象的だったとし、「日本人は転売ヤーを目の敵にしている」「海外で日本人バイヤーが安く商品を仕入れて高く売る行為と変わらない」と記事中で指摘しています。

また、「日本はずっと定価販売。しかし転売市場では、お金を持っている人が限定品を手に入れることができて、定価では手に入らない人が出てくる。これまで1億総中流と言われてきた日本が、まざまざとその格差に直面しているからこそのアレルギー反応かな、と。日本以外で、転売ヤーにここまで罵詈雑言を吐く国民も、あまりいないのでは」などとも話しています。

記事の筆者はこれらのコメントを踏まえ、「転売を許容することも社会のあり方の一つではないか」と述べ、転売ヤーに対する感情を抑え冷静に考えることの重要性を訴え、終始転売を肯定する論調で締めくくっています。

しかし、中国人転売ヤーたちは、人気商品や限定品などを大量に買い占め、定価よりも遥かに高額な値をつけた上で転売を繰り返しているため、一般の消費者が正規価格で購入できなくなり、過度な負担を強いられるケースが増大しています。

現行法では、こうした転売行為が違法とはみなされないため、中国人転売ヤーたちが規制の盲点を利用して活動を拡大しつづけています。

今後、このような行為がエスカレートした場合、生活必需品が買い占められ、本来必要とする人々に行き渡らず、社会的混乱や深刻な被害を招く恐れがあり、昨年も米が買い占められたことによって全国各地で米不足が発生しました。

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そのため、問題のヤフーニュースの記事に対し、「『なぜ生まれる？』とありますが、簡単です。転売ヤーがいなければ手に入れられたはずのものが、買い占めによって手に入らなくなるからです。これを『アレルギー反応』と呼ぶのは読者をバカにしています」「こうやって徐々に国内全体の消費意欲は落ち込んでいくんだなぁと思いました」「普通に近くの店で買うことが可能であったものを、買い占められたせいで、買えなくなる。というのが問題では？」「過去に製造業に身を置いていた者としてはメーカーが製品を安く世に出す為に必死に一円一秒削って積み上げて努力しているのに、訳のわからん転売業者の買い占めで水の泡にされている事にはホンマに憤りを感じます」といった批判の声が殺到しています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄